いつの頃からか、
私は、いつの間にか、
人の痛みに厳しくなっていたと思います。
「強い痛みを経験した患者だから
人の痛みにも優しいでしょう・・」
と、思われるかもしれないけれど、
私の場合、真逆で。
顔にも口にも出さないけど
誰かが骨折をして痛がってたとしても
「骨折ぐらい・・・」と思うようになってしまってたし。
向こうずねをぶつけてのたうち回ってる旦那をみても←
「1時間後には忘れる痛みでしょ」と。
癌の化学療法による手足のしびれでさえ
「分かって貰えて良いね。」と。やっかみ半分。
慢性腰痛とか、慢性膝痛とかの患者さんには
「慢性痛というジャンルでCRPSと一緒されるのが迷惑」
とまで思ったりしました。
ホント、性格悪い・・・
その背景には
CRPS治療中に目にした、この図に影響された
「CRPSの痛み=最強」という刷り込みがあったような気がします。
でも、今回
全く別の種類の痛みを経験して
この「痛みの格付け」のような考え方を深ーく反省・・
今、首から左腕の痛みは「CRPSとは違う」
なんとも言えない、重苦しい、電気を通されて肘からねじ切られるような痛み。
・・・・・・・・・・・
どんな痛みでも、
その時、その人にとっては最強の痛みなんだよね。
これからは、
自分の方が痛いとか、どれほど痛いかとか、
そんなマウントとったりしない。
そう堅く心に誓いました・・・
それにしても、何の罰だろうと思う、今日この頃・・痛い。
寝ます。(^_^;)