精神科はお嫌いですか | ♪ちひろの日記 with…♪

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♪CRPS type1(=RSD)と甲状腺がん。
二つの病と向き合い続けた記録です。結構壮絶だったと思うけど、振り返れば宝物とも思える日々☆彡
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おとといは、4週に一度の娘の受診の日。

いつも通り、午後半日休をとって付き添いです。

最近は、受診後に一緒にスイーツを食べにいろんなカフェに行くのが楽しみだったりします♪

 

 

娘がこころの医療センターに通うようになって2年2ヶ月。

一時は予約外受診や電話相談も頻繁で

入院の話が出ていた頃もあったけれど

 

同じ先生がずーっと診て下さって

同じ臨床心理士さんがカウンセリングを続けて下さって。

 

毎回、娘の診療の後に、

先生と親とで話す時間があったこともあり。

支える側の支えにもなって下さったと感じています。

 

 

そのおかげて

少しずつ薄紙を剥がすように良くなって

この前の受診の時には

そろそろお薬をやめても大丈夫かな、

終診にむけての相談もしていきましょうか

・・というところまで来ました。

 

思い返すとじーんとします。

 

 

私は、何故か、昔から

精神科医師に対する漠然とした憧れがありました。

なんだか、人間の悪い面弱い面、そしてそれでも愛しい面を

全部ひっくるめて好きでいてくれそうな気がして。

高校の同級生で医学部に進んだ友人に

かたっぱしから精神科を推したりして(笑)

 

 

実際に、お世話になるようになって

ますますその思いを強くしています。

 

娘が「微笑みの壁」とニックネームをつけた先生。

 

確かに、何があっても動じません(^_^;)

どんなに辛い状況でも、どんなに嬉しい状況でも。

すべてを吸収するスポンジみたい。

 

 

今まで

いわゆる「前向きでありたい善意の人」の

見え透いた「ネガポ変換」とか「リフレーミング」とかに

深ーく傷ついた経験がある私としては

 

安心して悲しめる、安心して嘆くことの出来る

貴重な存在でした。

 

 

・・・・・

 

 

うまく言葉にならないんだけど

沈んでゆく時って

底を打たないと、浮上できないような気がするんです。

 

沈むまい、と、もがいても、苦しくなるばかり。

 

「絶対に、足が付くところがある」と信じる力、を

つけてもらった感じです。

 

 

・・・・

 

時々

痛みの病の患者さんで

精神科受診を提案されて激怒したというエピソードを目にすることがあります。

 

(きっと「気持ちの問題」「詐病」と思われた、とか

「痛みを信じてもらえなかった」「見捨てられた」と感じたとか

「この病の主科ではない」とか

そんな感じで、悪意はないと思うんです)

 

その事の是非はともかく。

 

大好きな友人をけなされたような、否定されたような

とても悲しい気持ちになります。

 

 

例えば

「一度、神経内科でも診てもらいましょうか」と言われるのと

「一度、精神科でも診てもらいましょうか」と言われるのとの違いは、どこにあるのかな。

 

自戒をこめて問いたい、今日この頃です。

 

 

これは先月のスイーツ。

お正月も調子に乗って食べまくり、

二人で丸々としてきた気がする・・(*^_^*)