リハとその後のこぼれ話② | ♪ちひろの日記 with…♪

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♪CRPS type1(=RSD)と甲状腺がん。
二つの病と向き合い続けた記録です。結構壮絶だったと思うけど、振り返れば宝物とも思える日々☆彡
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つづきです‥パー



で、リハが終了した所で、ちょっとおしゃべり。

次の日にPTさんが

「痛みの認知メカニズムと脳の可塑性」(難‥ガーン)について

講師をする勉強会があるというので‥

それについて少し。



痛みには「侵害受容性疼痛」(骨折して痛いとか)

「病態生理学的疼痛(病的痛み)」(CRPSとか)

「心因性疼痛」(‥全てに関わるね)

「神経因性疼痛」(坐骨神経痛とかCRPSとか)

などがあるけれど‥



「僕が一番悩むのは、痛みと情動(感情)の関連について

 どう伝えたらいいのかっていうところなんです」



「心因性という言葉は一歩間違えると

患者さんの心を深く傷つけてしまいますよね。」



「医療関係者はもちろん、一般の人も、

何気に口にしてしまいがちなんですけど‥」



‥私は、いつも記事にしているような気持ちと

同じ病気のブロ友さんの思いが伝わるように‥

一生懸命お話して、帰宅しました。



帰宅した後、翌日の講義で使うという資料に目を通させていただいて‥



ひとつ、思いました。




本当に痛みのことが分かっている医療従事者が使う

「心因性」という言葉には

「情動反応が、脳や神経にどのようにかかわり、

どのような仕組みで痛みが認知されるか」まで含まれている。

どちらかというと、「脳のしくみ」に近い。



それに対して、痛みに無知な医療従事者や、一般の人は

「心因性」という言葉は、

「気のせい、病は気から」と同程度の意味としか考えていない。



「ショック」という言葉があるよね。

これも、医療の現場と、一般の人とで、

使う意味合いがずいぶん違うのだけれど‥


それに似ていると感じました。


そのあたりをお互いが理解していないと‥

医療不信につながったりするのかな‥って




もし、医療従事者に、「心因性」と言われたら‥


その人が「心因性疼痛」を正しく理解しているかどうかをチェックするために‥


「心因性の痛みの起こる仕組みは?」

‥なんてツッコミ入れたりして(笑)べーっだ!