【サンフレッチェ広島】2012→2013 | ヒサくんとなおくん

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2012年8月生まれの猫の「ヒサくん」をゆる~く話すブログです(ΦωΦ)

さて、サッカーの話題に行きましょう。

まず基本ですが、僕はクラブ(チーム)としてはサンフレッチェ広島サンフレッチェエンブレムを応援しています。
京都在住時は「京都サンガFC(旧称:京都パープルサンガ)」を応援してました。
(今でもサンガは気にしています)
その他、好きな選手はたくさんいますし、Twitter他で他クラブのサポーターさんとも交流があります。

また、TGAStudioはサッカーラジオ(国内サッカーシーン限定)もやっています。
良かったら聴いてみてくださいヽ(´ー`)ノ

第1月曜配信「フットボールchacha!」
http://tga-studio.com/category/radio/cha/

(各配信記事のメールフォームの下に「Podcast: Play in new window | Download」という項目があります。「Play in new window」でWEB上で、「Download」でダウンロードして聴けます。)

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サンフレッチェ広島サンフレッチェエンブレムの2012シーズンは、意外にも(すいません(^^ゞ)素晴らしい成果でした。

ヒサトくんとnaosくん(naosブログ別館)


1節残しでJ1リーグ優勝ヽ(´ー`)ノ

意外にも…と書いたのは、実は今年は「リスタート初年度」だったから。

シーズン前にクラブは累積赤字の解消のために「減資」(株主さまからの出資金である資本金を取り崩し、累積赤字を解消する手法)を行いました。
これは、2013シーズンから導入する「クラブライセンス制度」によって、赤字決済に対して厳しい目が向けられる(3年連続赤字でJ1クラブライセンス剥奪)ためです。

よって、2011シーズン終了後、ペトロビッチ監督(後に浦和監督)、服部公太選手(後に岡山→引退)、「ラーメン師範」こと盛田剛平選手(後に甲府)らがチームを去りました。

それでもクラブはピンポイントで補強を行います。
監督としてクラブのレジェンド・森保一さん(新潟から)。
DF千葉和彦選手(千葉ちゃん・新潟から)、DFファンソッコ選手(ソッコ・大卒・U23代表→五輪代表→A代表)、FW石原直樹選手(ナオキ・大宮から)、そして夏の移籍期間にDF塩谷司選手(シオ・水戸から)、MF辻尾真二選手(辻尾JAPAN・清水から期限付き)といったところ。
コーチもフィジカルコーチに松本良一さん(ジェフ・福岡で実績あり)を迎えています。

特に千葉ちゃん、ナオキ、シオの補強は大当たりでした。
千葉ちゃんは出場停止1試合(それがよりによって優勝決定試合w)を除きフル出場。たまにミスはあるものの、気の利いた縦パスはチームの攻撃に欠かせないものになりました。

ナオキは序盤戦は大崎との先発争いに勝ってゴール・アシストを量産。
後半は森崎浩司選手に先発は譲るものの、スーパーサブとしてaway名古屋戦「伝説のパスゴール」のアシスト等、活躍を見せました。

シオは夏からの合流でしたが、初スタメンの横浜戦では硬さがあったものの、優勝決定試合のセレッソ戦では千葉ちゃん以上のパフォーマンスを見せました。来季の「リベロは千葉ちゃんかシオか」というレギュラー争いは注目です。「水戸から代表へ」という想いで移籍したシオ。是非実現して欲しいです。

ソッコも見逃せません。SHやCBで代役出場が多かった選手ですが、多少ポカはあるものの、フィジカルや高さでは水本裕貴選手(京都サンガFC時代から応援してます!)に負けず劣らず。それが評価されたのか、入団時はU23代表控えが五輪本番ではCBレギュラー、そして今やA代表。サッカー人生とはわからないものです。
チュンくん(李忠成選手)もそうでしたね。寿人の控えから寿人負傷で先発→A代表入り→AFCアジアカップ2011決勝ゴール!→今やイングランドプレミアリーグ(サウザンプトン)!

それから松本コーチ
福岡時代に行った「ゲーム体力の強化」「頭をフル回転させることを求めたトレーニング」sportsnavi取材記事より引用)をサンフレに導入。
実際に僕が見て驚嘆するほど「75分以降の走力」が向上していました。件の「パスゴール」もこの賜物でしょう。

最後に森保監督
「参謀」としての良さは以前から感じてはいましたが(対戦相手の分析等)、監督は初めて。
ちょっとレギュラーを固定したがる点は気になりますが、守備の構築は唸りました。

もともと「守備時5バック・攻撃時4バックという『アメフットテイストな変形3バック』」という守備でしたが、今年はその整備に加えて「ときに攻撃時にボランチ+2バックの3バック、あるいは2バックで前線にプレッシャーを掛ける」等々を、監督の指示は勿論、ときには選手が能動的に動くシーンも観られました。

それから、森保監督の選手のモチベーションの上げ方は上手いです。私も観に行ったaway柏戦で「柏サポを黙らせてやれ!」と送り出したと、優勝後の談話で聴いたときには「いいねー!」と思いました。優勝決定後の熱血インタビューも印象的でしたね。

今年の優勝の要因としては、この「的確過ぎる補強」に尽きると思います。その補強をチームにまとめあげた森保監督。走れるチームに変貌させた松本コーチ。それに応え走りきった選手(終盤の得点、多かったですね)。まさにチームスローガン団結の名の通りに。「優勝は時の運」ですが(実際、追ってくる仙台の終盤の自滅に助けられた部分はあります)、準備してなければ運は来ません。

見事なJ1制覇でしたヽ(´ー`)ノ

【今夜(12/31)、森保監督がaway柏戦を振り返ります】
BSの「J SPORTS 1」で21時30分から(紅白の裏ですねw)「森保監督を迎えてのaway柏戦再放送」があります。普段スポーツ観戦で「Jスポ」を見ている皆さん、是非ご視聴(or録画して)くださいっ(`・ω・´)b


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さて来季ですが、ACL(AFCチャンピオンズリーグ)があります。リーグとACLは4月末までまずリーグ戦が、その後(進出すれば)決勝トーナメントが控えてます。

毎年JリーグのACL出場チームはリーグでもACLでも苦戦しています。

そろそろ終止符を打ちたい所ですね!

サンフレは幸いなことに、各ポジションに複数の有力選手を抱えます。
特にDF(千葉・水本・ファン・塩谷)、ボランチ(青山・森崎和・岡本(鳥栖より復帰)・中島)、SH(ミキッチ・山岸・石川・清水)、シャドー(高萩・森崎浩・石原・大崎・野津田(ユースより昇格・U-19代表))は誰が出ても計算できる陣容。
CFは寿人ですが、万一の時は石原が。
唯一の心配はGKの控え(増田・原)でしょうか。もっとレベルアップして欲しいところ。
勿論、名前の出てない選手も奮起して欲しいです(`・ω・´)b

2013シーズン。
是非、リーグも好成績(今年もそうでしたが、優勝は時の運です)、ACLは優勝目指して頑張って欲しいと思います!