バンザイ寝の原因1.肩・肩甲骨まわりの筋肉のこり

私たち人間は、眠っているとき無意識に寝返りをうつものですが、頻繁に寝返りをうったり寝相が悪かったりすると眠っていても肩などに疲れや違和感を覚えるようになります。

中でも首・肩こりがひどい場合は、肩の負荷を抑えようと腕を上げるようにして寝ることがあるのです。

バンザイ寝は、肩甲骨周辺の筋肉を一時的に緩めてくれたり胸が開いて呼吸しやすくなったりするため、楽に感じやすい姿勢といえます。

バンザイ寝の原因2.背中周辺の筋肉のこり

背中まわりの筋肉がこっていることが、バンザイ寝の原因とも言われています。

近年ではデスクワークをする方が増えており、長時間のパソコンやスマホの操作で肩回りの筋肉が凝り固まった状態になっています。

長時間デスクワークをした後に腕を天井に向かって伸ばすと、首や肩・背中の筋肉が伸びていって気持ちいいですよね。

バンザイ寝は、このような肩のコリや背中の疲れが解消されていないまま眠ってしまい、寝ているときに楽な姿勢を求めた寝相であることも多いようです。

バンザイ寝の原因3.身体に合わない寝具を使っている

普段の体の疲れだけでなく、身体に合わない寝具を使っていることも、バンザイ寝の原因の一つとされています。

使用しているマットレスや枕などが身体に合っておらず、無意識のうちに楽な姿勢を探してバンザイ寝をしてしまうのです。

例えば、低反発や柔らかいマットレスを使っていて腰や背中が深く沈んでしまうと腰や背中に負荷がかかるため、その負荷を軽減しようとしてバンザイをした状態で寝ることがあります