このドラマ、毎回終わってからしばらく抜けられないんだけど
昨日の8話、今までで一番引っ張られたかも。
とにかく、最初から最後まで泣けて泣けて。
ちっちゃいタオルハンカチがじっとりしてたよ~(iДi)
咲人が美しくて悲しくて切なくて。
今まで見たこと無いようなぴぃの表情も
いっぱい見れましたね。
ほんと、いい役者さんになったと思う。


ぴぃのナレーションがいつもいいですね。
原作で言うところの経過報告。

手術前は、あのサクちゃんの舌足らずな話し方で
簡単なことばで。
そしておりこうになってからは、
咲人の低音セクシーボイスで、詩的だったり。


8話のテーマは『時間』
咲人と遥香が、一緒に暮らし始めた記念に買った時計が
それを象徴していました。

時間はままならないものだ。
昨日も一昨日も、決して取り戻すことはできない。
時間は残酷だ。
時に私たちを飲み込み、身動きもさせない。
それでも時間は愛おしい。
今の一秒、未来の世界を
大切なあなたと同じ時を刻むものであるのなら。

幸せの絶頂の二人が
とてもはかなくて切なくて。

あ、ベッドでの咲人の鎖骨の美しさったら!!
そして、本当にまつ毛が長くて濃くて綺麗だね…
マスカラとか付けてないだろうに。

やはりパパの姿を見かけてしまう咲人。
パパを見ると、サクちゃんにちょっと戻るのね。
表情や、歩き方までビミョーにサクちゃんが出てて。
ぴぃすごい!


咲人のエプロン姿、いいね~
うちのダンナも台所立つけど
エプロンしたこと一度もないわ。
だいたい、咲人みたいに似合わんし(・_・;)

「天才は料理もヘタ」って言われたあと
咲人のセリフがなんて言ったのか
テレビでは何度聞いても聞き取れず(;^_^A
PCでイヤホンつけてやっと聞き取れたという
耳が悪い私でごめんなさい。
「そりゃあ、万能じゃないから」でした(笑)

お友だちから、字幕見たらいいよーって
LINEいただきました(*^_^*)
ほんまやん!ってなんでそこに気づかん私(笑)

私、7話のキスより
今回のキスの方がドキドキした~
場数踏んでないのに
キスは上手って言われる咲人、天才(///∇//)
その後のあすなろ抱きも
ふわーって、大事そうに包むように。
あああ、遥香がうらやましい~いドキドキ


再度、ママを訪ねていく咲人と遥香。
ここも泣けました。
ぴぃの表情の微妙な動きがね。秀逸。

ママはわざとつらく当たってるのかなと思いました。
それがまた、悲しかったな。
息子のこと愛してない母親とか、そうそういないもん。
でも、咲人がおりこうになった今でも
厳格な母親を演じてる。
本当は抱きしめたいと思っているのに
おりこうになったから喜ぶっていうのは違うって
そう自分にも言い聞かせてるような気がしました。
本当は、手術前の咲人のことだって愛してたのに。
ずっと黄色い靴下を
編んではほどき…ってしてるのは
咲人がちっちゃいときから、
やり直したいっていう心の表れなんだね。


咲人がこの後言った言葉

仕方ないことってあるんだよ。
仕方ない。

これを聞いて、咲人は成長したな~って思いました。
仕方ない、って思えるって、すごいこと。

遥香を勢いよく抱きしめたのに
瞬きひとつしない表情にうっとり…

君を愛してる。
君が想像するよりずっとだ。
君さえいれば他に何もいらない

綺麗に泣いてました。
そして私もつられてまた涙。
ぴぃの泣きの演技はもう絶品てわかりきってる。
それなのに、やはり美しさに感動。


せっかくいいところなのに
すごいタイミングで蜂須賀登場(笑)

車に乗せられて落ち着いた声で

先生、アルジャーノンになにか

この表情もすごく良かったです。
今回、ぴぃってこんな表情するんだ~って思うことが
もう何度も何度もあります。


研究所で、弱ってるアルジャーノン。
薬の副作用で幻覚のようなものが見えてパニックになるのではと。
まるで、ヤバい薬みたいやん(((゜д゜;)))

見えるんです。幻覚が。僕にも…私にも。

完全に、ぴぃに咲人が降りてきてるね。
鳥肌が立ちます。


研究所で倒れた遥香を
どうやって家まで連れて帰ってきたんだろう?
お姫様抱っこか??
どうでもいいけど、そこまで想像してしまったし(笑)

遥香の家を訪ねてきた柳川と
ドリフラの車の中で話すシーン。
私、今回ここが一番泣けました。

ちょっとトラブルがあって…ってひと言だけで
けっこう深刻な感じを理解してしまう柳川。

顔が見れて嬉しかった。
僕のこと、まだ友達だと思ってくれてる?

親友じゃん、対等の。


嫌われるようにふるまって寮を出たくせに
本当は、友達の事、すごく求めてる咲人。
それがわかるからもう、悲しくて。
そして少しの言葉で色々とわかってしまう
柳川の気持ちも嬉しくて。
なにより、泣くのを一生懸命こらえてる咲人の表情が切なくて。
号泣でした。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

いしだ壱成さんがブログで
吉田監督と我聞さんとの会で、
このシーンの話でもちきりだったと書いてくださってたけど
本当に、名シーンになったと思います。


梨央と桧山にも泣かされたしね。
この時点で、梨央にも時間が無くなってきてる。
杉野の「彼の頭脳がふたつあれば」っていうのは
ALGを咲人用と、梨央用、
2種の改良を一度にしないといけないからってことかな…


蜂須賀が、自分の非を認めて謝ろうとしたの、初めてだよね。
でも、咲人は謝らないでほしいと。

先生の研究は素晴らしかった。
私に素敵な夢を見させてくれた。
愛する人もできた。
愛されることも。
できれば覚めたくない
永遠に見続けていたい
この上もなく素敵な夢です。

あああ、泣ける。
蜂須賀先生も、やっといい人になった…ような気がする(笑)
なんか信用しきれないんだもん。


でも、研究をしながら咲人と意味のない討論をする蜂須賀は
すごく幸せそうだなと思いました。
息子さんはこういうことができずに亡くなってしまったからだろうね。

蜂須賀の方が、ALGの過剰な投与は控えるべきと言い出してるのに
残された時間がわからないからリスクを恐れてる場合じゃないという咲人。
そう言いながらやはり幻覚が…

でも、咲人の幻覚は恐ろしいものではなく
大好きだったパパの幻。

私、原作と同じようにもとに戻っていくのなら
その過程の症状が大変なものだったら
見てる方もつらいなあと思ってたの。

だけど、野島さんなのか池田さんなのかわからないけど
すごく救いのある設定にしてくださって…
アルジャーノンには恐怖の幻覚なのに
咲人の見る幻覚は、幸せともいえるようなもの。
本当に、ありがとうございます…

咲人に見えるのは父の幻と聞いたときの蜂須賀。
なんともいえない表情でした。
蜂須賀だって咲人の姿に
亡くなった息子さんの幻を見てるようなものだもんね。


咲人のいないところで
ひとりで泣く遥香の気持ちがすごくわかって泣けたけど
研究所にきた柳川たちを冷たく追い返すのは
なんか理解ができなかったなー
ちゃんと話せばみんなわかってくれるだろうに…って。
咲人に、自分のことに集中をしてほしいからだと思うけど。


ここから時間との戦いになる
だけど私は必ず打ち勝って見せる。
傍らに愛する人がいてくれるのだから。
僕は、そして私は
残酷な時の流れを止めて見せよう。


まだまだ、大丈夫と希望を持っている咲人。
どんな未来が待ってるのか…
来週の予告を見る限りは
明るい未来では無さそうな…

でも、何をもって幸せというのか。
たぶん、咲人にとっての幸せの方向へ向かうような気がします。

あと2回。たった2回。
アルジャーノンロスが今から恐ろしい(。>0<。)