メタモデル♪一般化は問題の根源? | コーチング的生活でハッピー!なりたい自分になるレシピ教えます

メタモデル♪一般化は問題の根源?

一般化、というのは、いくつかの例を元にすべてがそうであるかのように話すこと。

一般化を使わないで話そうとすると、けっこう困ります。

たとえば。
あるレストランで、コーヒーがまずかったとします。
「ここって、コーヒーまずいよね」

これを、
「今日のこのレストランの、あの機械からついだコーヒーはまずいよね」
何て言ってたら、会話が複雑になりすぎてどうにも困ってしまいます(笑)
だから、普段の会話ではそこまで正確には伝えませんよね。

ただこの一般化。
all(すべて)
every(みんな)
always(いつも)
never(絶対~ない)


などの言葉が普通使われたり、言外に含まれてたりして例外はない!という言い方になってしまうので。。。

ここのコーヒーは(すべて、いつも)まずい
若い人って(みんな)礼儀がなってないよね。
あなたは(いつも)だめなんだから。
自信がないの。

私自身、物事を全体からみて、何かの法則をみつけたり、まとめたりしたい傾向があるので、わかるのですが、あまりに一般化が過ぎると、

問題や悩み事を、自分で作り出してしまう

傾向にあるような気がします。

誰かとちょっといやな体験をした時に、それがいつもであるかのように思ってしまったり、その人の性格や人間性まで悪く断定して「あの人は信用できない」と思っていたら、友達なくしてしまいます。。。

何かうまくいかなかったことが数回あっただけで、「私はだめ」と思ってしまったら、人生の可能性が閉ざされてしまいますよね。

何か納得できない思いが浮かんだ、そんな時、
ちょっと自分に問いかけてみませんか?

「ほんとに、いつもそうかな?」
「これまで、そうじゃないことは、なかったかな」
「みんながって、本当に全員?」
いつ(When)、誰が(Who)、どこで(Where)、特別な事情がなかったか(Why)、などの質問を自分に問いかけてみます。

例外はないかな?
(悪いと思っている)その性格が役に立った場面ってないかな?
もっと正確に表現すると、どうなるかな?


すると、ちょっと自分の見ていた世界の様相が変化して見えてくるかもしれませんよ。