NLP♪メタモデル | コーチング的生活でハッピー!なりたい自分になるレシピ教えます

NLP♪メタモデル

言葉と言うのは、もともと「曖昧さ」を持っているものです。

たとえば。。。

朝起きたら、くしゃみばかりして、鼻水が止まらない。風邪かな?と思って様子をみていても、まったくよくならないし、目が痒くなってきて。。。ちょっと熱っぽい感じも。

この状態で、原因もわからず、病名もわからなかったら。。。不安ですよね。

そこで、病院に行きます。
いろいろ検査してもらって、
「やはり、花粉症ですね」と診断され、薬をもらって帰る。

症状はつらいですけど、わけがわからなくて不安、ということはなくなります。

本当は同じ花粉症と言っても、症状も、強さも、時期もみんな違うはずなんだけど、「病名」でくくることで、安心できますし、話はしやすくなりますね。

私たちが何かについて語るとき、必ず曖昧さは残ります。

たとえば「省略」

「あの人ってこわいよね」
と友達同士で話している時、
あの人の、何が怖いのか、どんな言葉、どんな行動が怖い、という印象を与えるのか、それはどんな時なのか。。。そういう情報がぜんぶ省略されています。

二人の会話の中で、「そうよね~」と同意していても、実のところ、本当に同じ事に対して「こわい」と思っているとは限らないんですよね。ここから、ちょっと誤解も生じてしまう危険性もあるわけです。



なので、それをはっきりさせていくのが、メタモデル

省略された「もともとの体験」を、質問することで、明確にしていくわけです。

ただし言い方に気をつけないと、大変なことになるかもしれません。

ある大学で、学生たちに「メタモデル」を使って、人に質問してくる宿題が出たとき。
翌週の授業で、学生たちが語ったのは、あまりにしつこく遠慮なく聞きすぎて、人間関係を壊しそうになった体験談だった、らしいです。

せっかく、相手の真意、原体験に迫るための質問なのに、人間関係を壊してしまっては元も子もありませんよね~

なので、NLPでとても大切にしているのは、まずは「信頼関係」=ラポールを築く、ということ。

これについては、また次回。

人はみんな違う♪言葉の壁