人はみんな違う♪言葉の壁 | コーチング的生活でハッピー!なりたい自分になるレシピ教えます

人はみんな違う♪言葉の壁

自分の周りの環境、体験を、言語化することで解釈し、記憶する。それをガイドブックのように参照しながら、私たちは生きています。
このガイドブックが作られる過程に注目すると。。。

その体験の元になる、感覚を通して得られる情報は、代表システム(主につかう感覚)が違うので、ほんとうに一人一人、みんな違います。(NLPのN)

しかも、体験を言語化する過程でどうしても、ほとんどの情報を切り捨ててしまわないと、言葉にはできません。(NLPのL)

たとえば、目の前に机があるとして。。

$ThinkingCat♪SecondHouse-desk

どんな机だった?と聞かれて、
写真なしに説明をしようとすると。。。
けっこう大変ではないでしょうか?

大きさ、高さ、形、色、素材、引き出しがあるのかどうか、などなど。。
たった1つの机を語るのに、どれだけの言葉をもってしても、同じような物をイメージしてもらうことすら難しいと思います。

まして、それが体験そのものだったとしら。。。

もう、ほとんど、レモンの絞り汁を見て、レモンを想像してください、というのに近いようなことになってしまっているわけです。

何かを表現する時に、どんな言葉を選び、どのように使うか、みんな固有の辞書を持っている、と言ってもいいかもしれません。
しかも、それを私たちは、あまり日頃気がついてないで会話してたりします。。。

言葉にする段階での問題は3つあります。
ちょっと固い言葉なんですが、
♪一般化→例外や可能性を考慮せず、一般化が行われるもの。
  みんな、そうなのよね。とか、それは、常識でしょ、とか。実は自分だけの常識だったりします(笑)
 
♪歪曲→話の内容を省略化する中で、話の真実が歪められる。
  彼女はひどいんです。実は、彼女の1つの行動だけで、そういう風に思った、だけかもしれません。
  
♪省略→話の一部の情報だけが選ばれ、意味が不明瞭になる。
  わかるわかる、という相づち。何が、どのようにわかってくれたの???が不明ですね。


言葉の使い方の難しさ、逆におもしろさについては、本館でもいろいろと考えていますが、次回はこの言葉の問題についてもう少し書いてみようと思います。
  
*NLP♪メタモデル