奇蹟の画家(後藤正治) | なおぽんのだらだら日記

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おはようございます。

奇蹟の画家

昨日後藤正治氏のノンフィクション「奇蹟の画家」、昨日サンダーバードの中で読み終えました。


石井一男
という画家のルーツ、作品の魅力を取り巻く方々の話をとおして書かれた本。


石井一男
は遅咲きです。
後藤氏は「人は自身と出会うに半生を費やす、その後に仕事がはじまる」という詩人の言葉を例示し、日の目を見るまでの時間が無駄でなかったことを説明しています。
自分のレーゾンテートルを見いだせていない私にとっては、この言葉に出会えただけでこの本に出会った価値がありました。(検索してもなんていう詩人かとか出てこなかったのですが。)


生き方や人となりが石井一男の作品にあらわれている様子からは、自分の生活態度を見直さないといけないなという気持ちにさせられます。


この本、購入動機は「スカウト」っていう氏のノンフィクションを過去に読んでたことと表紙の写真が目に留まったことからでした。


いい出会いでした。