恩送り
生前母が道端で倒れ額を切り流血した時に周りに居た方が協力して助けて下さった。
暑い夏の事で、1人の女性は自分の日傘を母に差し掛け、
若者は救急車を手配し、ある人は暑いからと冷えた飲み物で母の首元を冷やし...
と後日、母から聞いた。
そのどなたもお名前も分からず、お礼もしていない。
またある時は生前の母がバスを降りる時になって財布を忘れた事に気付き困っていたら若い女性が母に千円札を渡して下さった。
「多すぎる」と言うと「帰りもお困りになるでしょうから」とそのまま去って行ったそうだ。
頂いたご恩は教会への募金としていた母。
先日のあんでるせんの帰り、バスに乗り込む時に若いお嬢さんが運転手さんと揉めていた。
どうやら現金は2000円しかなく、残りをPayPayで支払いたいと言っているけど、それでは乗車させられないようだ。
女の子はもう半泣き。
それもそのはずこのバスは最終便。
ハッとしてお財布から千円札を出しその女の子に「どうぞ」と渡した。
驚いていたけれど、それで無事に乗車出来た。
「降りる時にPayPayでお返しします」と言っていたが受け取らずにサッと降りた。
あの子がこの先、同じように困ってる人に出会ったら思い出してくれるといいなと思う☺️
今日も笑顔でお過ごし下さい❤️