皆さまこんばんわ。
今回は女性の頭痛の最終回です。最後までお付き合いいただきましてありがとうございます。
Naoの総論【Ⅱ】
頭痛が起きてしまった場合、いくつか対処方法があります。私なりの見解をお示しいたします。
①ひどい痛み、重い片頭痛の予感、仕事中などすぐに痛みを取り除かないと支障が出る場合。
鎮痛剤、トリプタン系をケースバイケースで服用。
トリプタン系は予感がしたら、すぐに!
鎮痛剤もできれば我慢せずに服用するといいです。なぜなら、鎮痛剤は発生してしまった痛み成分を消せず、これ以上痛み成分が発生しないようにするだけだからです。
余談ですが、インフルエンザ治療薬もそうです。
現在の薬は増えたウィルスを殺すものでなく、これ以上ウィルスが増えないようにするだけなので服用するならすぐにが良いのです。
今は成人の処方で有名なタミフルはほぼ見なくなりました。一回きりで終了の吸入イナビルが主流ですね。
②軽度の痛みで時間と余裕がある場合。
まず薬は使わないでやってみる
首の後ろを冷やす、水を飲んで、静かで暗いところで横になる、またはじっとしている。
頭痛に効くアロマオイルを植物油で薄めて(ドテラ、ヤングリビング製品は薄めなくてOK)痛い部分をマッサージする。
☆ラベンダー+ペパーミントが個人的にはオススメです。
痛いのにアロマオイルを希釈するのは大変だと思うので遮光ビンにあらかじめ作っておくのも良いでしょう。遮光ビンはネット、生活の木や成城カリスなどのショップでも手に入ります。
希釈する濃度は頭皮なので、顔にもつけられる濃度である1.25パーセントに希釈。
Ex)20mlの植物油(頭痛時は気持ち悪かったりもするのでコナッツ、ホホバ、アプリコットカーネルなどの無臭のものがよい)に5滴のアロマオイル。
ティースプーン1杯が約5mlです。目安にしてみてください。
頭痛に効くハーブティをブレンドしてストックしておいてもよいですね。
薬は肝臓や腎臓で代謝(毒消し)をされて体から出ていくので体の負担が少なからずもありますし、鎮痛剤であれば胃への負担もある部類なので場合よっては胃潰瘍などの消化器疾患を引き起こすこともあります。
その点を考慮すると可能あれば薬に頼らずにマイルドな方法で緩和できたらと考えます。
私は自らが頭痛になった時、可能な限りマイルドな方法用いそれでも難しかったらお薬を服用するスタンスでおります。
以上で薬剤師Naoの女性の不調のアドバイス「女性の頭痛編」は終了です。
また新しい情報が入りましたらアップデートさせていただきます。