先週末、次男坊が中山峠に山菜を採りに行くというので一緒に連れて行ってもらいました。次男坊は毎年タケノコとギョウジャニンニクを採ってきてくれるので、「今度行くときに一緒に連れてってほしいなあ」とおねだりしていたら、今年は次男坊から「行こうぜ」と声をかけてくれました。私は山菜を食べるのは好きなんですが、自分で採ってくるという発想がこれまでなかったので、とても興味津々でワクワクしながら同行させてもらいました。結果としては、二人で小さめの段ボール箱軽く一箱分採ることができました。これ以上採っても帰ってからの下処理が大変なので、これで十分満足して帰ってきました。
毎年山菜採りの事故が多数発生していますが、今回自分で山菜を採りに茂みの中に入ってみて、そのほとんどが用心不足なんだなという思いがしました。山道から笹やぶの中に潜り込んで、ひたすら地面から覗いているタケノコを探し回り、そろそろ山道に戻ろうかというところで元の場所に戻ったつもりが、山道に抜け出てみると入った場所から20メートル以上離れた場所に出たので驚きました。次男坊がアプリで現在地を把握していたので、だいたいの方向は分かっていたんですが、これがスマホを操作できない高齢者が、自分の勘だけを頼りに山菜を採ることに夢中になっていると、即遭難事故に直結してしまいます。山菜が採れる場所は他人には教えないということもあるんでしょうが、少人数で山の中に入って迷子になってしまう怖さを常に頭の片隅に入れて慎重に行動しないと、周りに迷惑をかけてしまうことになるので、山菜を採る方は十分に注意をしていただきたいです。