本性。 | なおぱんだのひとりごと。 ~読書と日々に思うこと~

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なおぱんだです。
北の国から、読んだ本、買った本、大好きな曲、そして日々思うことなどをポツリポツリと書いてます。

今年の4月に配置になった私の部下に当たる係長。年齢は私の5歳下になるのかな。着任した最初の頃は「何もわかりませんが」と謙虚な姿勢を見せていたけど、最近になって本性を見せ始めるようになってきました。

 

今日の午後、書類の内容に整合性がない個所を見つけたので、「これ、どうなってたっけ?」と係長に尋ねたところ、アハハと声を出して笑いながら「わかりませんね」と一言。「いや、アハハってことないでしょ。これって前にお願いしたよね?」と尋ねると、「いえ、お願いされてません」「いや、これこれやるようにって言ってるよ」「知りません」。これは水をかけあうだけだと思ったのでちょっと方向を変えて、「でもさ、これとこれを突き合わせてみたらちょっとおかしいなって思わない?」と尋ねると、「そうですね。おかしいですね」「おかしいと思うんだったら、こうならないようにこことここが合うように書くべきじゃない?」「でもここはこう書くように言われたので」「いや、そこをこう書けって僕が言ったのは、最初この部分しか見せられなかったからだよ。こっちも合わせて一緒に見せられたら、中身が合ってないってのはすぐにわかるでしょ」「あー、じゃあ最初からこう書けっていうことなんですね」「いや、僕がこう書けって言うよりも、こう書かなきゃならないんだなってことは自分でもわかるでしょ」「あー、わかりました、わかりました。後で直しますから」「・・・」

 

私が組織の弊害だと思っている、自ら考えることを放棄した人でした。自分でよく考えてこうしたらいいと思うことを「こういう風に書いてみたんですがいいですか」って持ってきてくれたら、私も気をよくして「いいねー。でもここはもう少しこういう風に書いたらいいよ」なんて優しく答えるんですけど、「あんたが最初からこうやれってちゃんと言ってくれないからわからないんだよ」というような態度を見せられたら、妥協点させ見つけられないですね。元々回りくどくて要領が悪いタイプの人間だなと感じてはいたんですが、人に言われたとおりのことしかできないわりに自分の考えが正しいと思っているようで、その都度間違いを質していこうとする私に反発しているように見受けられます。一昔前の私であれば徹底的に攻撃していったかもしれませんが、今の私はだいぶ大人になったので優しく丁寧に教えるようにしていますが、まあいろんなタイプの人間がいるのでそれなりにお付き合いしていこうと思います。

 

私をよく知っている人たちは、二人のやり取りを聞きながら私がいつ爆発するかちょっとビビっていたようですが、ブチギレしても無駄に消耗するだけだって、これでも学習してますからね。ただ、少しずつ会話が少なくなっていくような予感はします。