星空。 | なおぱんだのひとりごと。 ~読書と日々に思うこと~

なおぱんだのひとりごと。 ~読書と日々に思うこと~

なおぱんだです。
北の国から、読んだ本、買った本、大好きな曲、そして日々思うことなどをポツリポツリと書いてます。

昼間寝過ぎて眠れないです。おまけに今頃になってお腹が空いて力が出ない・・・。ってアンパンマンか。家族みんな寝ちまっているからまるで独り言ですな。

気がついたら2時。いつもならば遠い記憶の彼方に沈み込んでいる時間です。なんとなーく外が気になってカーテンの隙間から覗いてみると・・・。なーんも変わったことはなかったです。でも空を見上げて思いました。夜空の星の数を数えたのって幾つくらいの歳までだったかなあって。こう見えても(会ったことのない人にはわからないでしょうけど)子供の頃は天文大好き少年だったんです。いつも寝る前に夜空を見上げて星を眺めるのがお決まりでした。特に冬は空気が澄んでいて星の光り方がきれいなんですよね。でも寒いから窓が結露で凍りついてしまって開かないんです。でも星を見たい、その光を浴びたいという一心で、氷を剥がそうとして窓を割ってしまったこともありましたっけ。

大人になるにつれて夜空を眺めることもなくなってしまいました。たくさんの人間が24時間活動する時代になって都会の星空が消えてしまったせいもあるでしょう。でもそれが理由じゃないんです。一番の原因は、心も体もいろいろなことに束縛されて星空を眺めるという余裕がなくなってしまったんですね。何か問題が起こったとき、悩んだとき、壁にぶち当たったときに、「自分という人間はちっぽけな存在なんだ」って気づかせてくれるのが地球であり、太陽系であり、銀河系であり、そしてそれらを包含する宇宙だと思います。それに気がつく余裕がなくなった時、今の自分のように心を休ませるための十分な時間を必要とする状態になるんじゃないかなあって気がつきました。何年か前、仕事で田舎の町に単身赴任していたことがあるんですけど、そこで眺めた星空は本当に凄かったです。「あー。こんなにたくさんの星に囲まれて暮らしてみたいなあ」って心から思いましたね。その時期は仕事も生活も一番充実していたような気がします。札幌に帰ってきて夜空を見上げた記憶がないということは、やっぱりそのせいで疲れやすくなったのかもしれませんね。

私が大好きなアーティスト、というよりパフォーマーと呼んだらいいでしょうか。マイク・オールドフィールドは、あらゆる楽器をこなすマルチ・ミュージシャンです。ヴォーカルマギー・ライリーフィーチャーした「Moonlight Shadow」は、幻想的な曲調をバックにした悲しい内容の歌です。マイクは、ヴァージン・レコードの記念すべき第1号のアーティストであり、その時に発売した「Tubular Bells」は、かの有名なホラー映画「エクソシスト;The Exorcist」('73)テーマ曲に使われました。ちょっと夜中に聴く曲じゃなかったな・・・。





Mike Oldfield / CRISIS

Mike Oldfield / TUBULAR BELLS

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