緊急出動！子猫の足が！

本日、緊急手術の子猫さん達です

黒い子猫さんは足が1本ありません…
何故か…それは…昨夜の事です

「ご飯をあげている子猫が数週間姿を消していて、現れたら、足が無いんです！」
なんですとぉおおおお！
緊急のSOSです！
これは緊急対応だわ！と思うものの、運悪く、みな仕事中で、急遽調整して出動できるメンバーがいません。
取り急ぎ、ご連絡を入れると、ご相談者様はすでに捕獲器やケージを準備しておられました。
アドバイスをさせて頂き、その間に、急ぎ動けるメンバーを探すねこけん
ちょうどSAさんが仕事が休みでしたが、車が有りません。
現場には怪我をしている子猫とその兄弟
更に7匹くらいネコさんがいて、怪我をした子を捕まえようとすると他の子が…という状況。
捕獲器が足りない…が、電車で運んだとしても捕獲器に入った場合、子猫ごと2台を運ぶのは…
色々調整する間に時間はどんどん過ぎて、夕方に…
しかし、その間に、ご相談者様が元気な方の子猫を保護。
と、これまたタイミングよく、M代表が打ち合わせから戻って来ました！
M代表「動けるよ！行くよ！子猫はまだ食欲あるんでしょ！生きたいんだよ！間に合う！行くよ！」
すぐにT君運転する代表車で、4人体制でご相談者様のところへ！
移動しながら、M代表はいつもの愛護の塊先生へ連絡し、状況を説明し、受け入れのお願いをしています。テキパキ！テキパキ！
到着すると、日は落ちて、あたりは真っ暗です。
そして、案内されたベランダの下に…
居ました！怪我をしている子猫です。
幸いまだ食欲があるとの事でしたので、すぐに捕獲器を設置

しばらくすると…
ガシャン！入った！

ありがたいことに、捕獲器に入ってくれました！
M代表「怖がらせてごめんよ。でも、助けてあげるよ！少し我慢して」
ご相談者様は、捕獲器の中を覗き確認すると…
「ああ！この子です！」と涙々。
少し明るい所でよく見ると、確かに子猫の後ろ足の先が半分くらい有りません。
痛々しい姿ではありますが、幸い腐敗はしていないようです…が、よく見えません。
更に、出血は止まっているようです。

小さい体で、足を1本失っている状態でも、餌やりさんの元へ戻って来た子猫
やさしい人間の元へ必死に戻って来た子猫
痛みに耐えながらも、生き延びようとご飯を口にしていました。

M代表「間に合ってよかった。よく戻って来たね。生きていてくれてありがとう。さて、この子が生きるって言っているんだから、道を作ってあげないと！！」

ご相談者様は、ずっとこの子達をケアし見守ってこられた方です。
M代表の、「1本足が失われた子猫を外に戻すことは出来ませんから、家族に迎えてくださいませんか？」との言葉に
「はい、勿論、うちに迎えます」と、涙を拭きながら笑顔を見せてくださいました。

しかし、怪我をした子を保護して終わりではありません。
M代表「まだ、ここには、この子の母親やお姉さんが居るんですよね。ひと段落したら、TNRをお願い出来ませんか？増え続けては、この子のように怪我をする子がまた出てくるかもしれませんし…お手伝いします」
そうです。TNRをしなくてはなりません。
依頼者さんは、快諾してくださいました。

NPO法人ねこけんでは、ターゲット以外でも、捕獲器に入った子達すべて手術していただいております。
また、お手伝いをさせて頂いた際に、ご相談者様がご飯をあげている子達もTNRをしていただいております。
なぜならば…
ねこけんは、「殺処分「0」は当たり前！野良猫「0」」を目指しているからなのです！

急ぎ、先に捕獲器に入った子と一緒に、東京へ戻り、一時中継場所へ

状態を確認し、撮影するM代表↓

手術をして、体調が戻ったら、新たに家猫さんとしての生活が待っています！
1本足を失っても、生きる事は出来ます！
がんばれ！君は強い子なんだから、怪我に負けるな！
黒子猫「うん！負けない！」

支援物資を頂きました。ありがとうございます！

○お知らせ○
「地域猫シンポジウム」
主催：NPO法人ねりまねこ　　後援：練馬区
同じ練馬区内にある、NPO法人ねりまねこさんが、「のらねこ問題は絶対に解決できる！地域猫・野良猫問題に精通した専門家をお招きして、徹底討論を行います」とシンポジウムを開催します。
ＴＮＲをメインに、
M代表「TNRは会議室でやっているんじゃない！現場でやっているんだ！！」
TNRが問題解決に有効なのはわかっている…でも、今一歩踏み出せないでいるあなた！、未だ間に合います！是非ご来場ください。

※東京駅からお越しの場合※
東京駅→(丸ノ内線)→池袋駅→(西武池袋線)→練馬駅
練馬駅には、池袋から各駅停車、準急、快速どれでも停まります。

2016年1月31日（日）
会場：区民・産業プラザ　ココネリ
開場：1時
開催時間：1時半～4時半
お申込みはこちら→ここから