真っ黒で尻尾が殆どない可愛い猫さんです。
その時、ねこけんでは預かり場所が満員で、必死で預かり先を探していました。
そんな時、ある女性が預かりに手を挙げてくださいました。
その方は、本当は猫を飼いたかったのですが、預かりになる事にし、人慣れしていない保護猫さんを預かってくださいました。
その猫さんは、ボイスと仮名が付き、その方の家で、一緒に暮らし始めました。
当初、餌やりさんにしか慣れていなかったボイスですが、預かりさんがボイスのペースでストレスをかけることなく、預かってくださり、その方には慣れ始めました。
※ボイスは心を開くまで時間がかかる慎重な子なのです。
そして、1年が過ぎて2年が過ぎようとしていた有る日、ボイスのおしっこが出にくくなり、預かりさんは急いでM代表へ連絡を入れました。
即、出動!病院へ急行~
保護猫ボイス、カテーテルを入れるの巻
数日間、点滴や投薬で、ボイスはすっかり良くなりました。
しかし…預かりさんがお仕事が変わり、ご自身の生活のペースが変わった事で、ボイスに負担が掛かると心配した預かりさん。
泣く泣く、預かりを辞める事に。
凄く残念では有りますが、ご自身の生活も大切です。無理強い等はもっての他!
先日、ボイスを引き取りに出動しました。
預かりさん、号泣の中、暴れるボイスをキャリーに入れて、M代表家へ向かいました。
キャリーに移す時こそ暴れはしたものの、預かりさんのお陰で、人間が怖くない事、敵ではない事は理解してくれたようで、キャリーの中からじっとこちらを見上げています。
ボイスには、本当に幸せになって欲しい。
公園でご飯を貰っていたボイス
心ない人に苛められたり、怖い思いをした事も沢山あったでしょう。
餌やりさんに、可愛がって貰い、預かりさんに愛情を注いで貰い、そして、今度は本当の家族が出来るように、M代表家で過ごします。
さあ!家族が見つかるように、M校長の人慣れ学校で頑張ろうね!
幸せ写真館
ジャスティンちゃん&アリスちゃん