様々な心の繋がり （Ｍさんとミケ婆）
高齢の女性が飼っていたミケ猫さん。
事情が有り、Ｍさんの家族になったミケ猫さん。（経緯はこちら http://ameblo.jp/natsuhonoho/entry-11388009462.html
）
Ｍさんは、高齢のミケ猫さんの体調やストレスを考えて、新しい家族を探さずに、ご自身で家族に迎え、最後まで一緒に暮らす事にしました。
保護猫の中には、ミケ猫さんも多数居るので、Ｍさんもボランティアの仲間も、愛嬌の有るミケ猫さんをミケ婆さんと呼んで、見守っていました。
Ｍ家に来て暫くは、大型ケージで慣れて貰っていました。
最初は、大きな目を見開いて緊張しているのが良くわかった。
※保護当時のミケ婆さん
数ヶ月たち、Ｍさんはミケ婆さんのケージの戸を開けました。
ミケ婆さんは、高齢では有りますが、よく食べ、元気いっぱい。
ミケ婆さんは、そろそろと出てきては、辺りをきょろきょろ。そろそろと、歩いては、他の猫を観察。
暫くすると、自分でケージに戻り、お気に入りのベッドで寝たり、御飯を食べたり。
ある日、ミケ婆さんが、ソファーに座っているＭさんの膝に乗って来て、寝始めました。
Ｍさん、飛び上がらんばかりに嬉しい。
ミケ婆も、私を家族って認めてくれたんだ…
「ミケ婆、ありがとうね。最後の最後まで家族だから、安心して良いからね」
Ｍさんは、優しく話し掛けました。
ミケ婆さんの表情から、不安や緊張が消えて、穏やかな高齢の三毛猫さんの表情になっていました。
それから、ミケ婆は、Ｍさんがソファーに座ると、すぐにそばに来て、膝や脇にくっついて寝ているそうです。
19年も一緒に暮らしたおばあさんと離れて、心細い思いをしたミケ婆さんが、新しい家族としてＭさんを信頼して、心を開いてくれた事、最後の最後はＭさんの家族でって、思っているんだな…家族の繋がりで結ばれたんだな…。
猫や犬の中には、自分が最後を迎える場所は、自分で分かっていて来る子も居る。
自分の最後を看取ってくれる人間が、どの人間なのか分かっているような気がする。
それを知っている子の運命は、幸運にも自然と、そう仕向けられて来る気がする。
人間が、残酷にもその道を絶ってしまう事が多い中、決めて来る子は来る！
Ｍさんが、他の部屋にいる時に、ミケ婆さんのぶち切れの怒鳴り声？が聞こえる時がある。
急いで見に行くと、たいていは、ミケ婆さんのベッドに、保護猫が寝ている。
Ｍさん曰く「ミケ婆さんは、「私のベッドじゃ！若造は出て行け！おのれ～！出て行かんかい！」と怒っているみたい（笑）」
元気な頑固婆さんの一面も、Ｍさんには嬉しい。
元気で何より！
Ｍさんは、他の猫達に比べて、一緒に家族で居られる時間が少ないであろうミケ婆さんが可愛くてたまらない。
他の猫達と同様に、愛情を受けて、ミケ婆さん、元気です！
◆ねこけん里親会◆
日時 1月27日（日）午後1時～午後5時
場所 東京都板橋区志村1-32-25
交通 都営三田線 志村坂上駅下車 徒歩約5分
スーパーサントクの前( コインパーキングあり)
他にも家族を待っている猫さん達が沢山参加します♪
※里親さんへのお願い
下記URLより、条件・契約書をご確認ください。
①終生飼育 ②完全室内飼養 ③不妊・去勢手術 ④医療費の負担 などの条件や、里親さんになっていただく手順などを記載しています。
http://ameblo.jp/naoofjapan/theme-10043762276.html
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