『地域猫』聞いたことありますか?
「その地域にいるノラ猫(飼い主のいない猫)でしょ???」
まあそんな感じなのですがその地域にいる管理されたノラ猫のことを言います。
飼い主のいない猫の地域問題はたくさんあります。
●ノラ猫がどんどん増えて困る
●糞尿による悪臭で困る
●鳴き声がうるさい
●置き餌やばらまきは不衛生 など
これらの問題でノラ猫を処分して欲しいという声もあります。
でも、飼い主のいない猫をどこかに連れて行けば解決するわけではありません。
猫が増える原因を解決しなければすぐに元の状態に戻ってしまいます。
もともと、飼い主のいない猫は
●飼えないからと捨てられてしまった。
●飼い猫が迷子になってしまった。
そのような飼い猫だったコが去勢・不妊手術を受けていないことによりどこかで仔猫が生まれる・・・。
このような形で飼い主のいない猫が増えてしまったわけです。
なので私たちの手で解決していかないといけないですよね♪
そこで、その問題を
●地域住民
●問題解決に取り組むボランティア
●行政
の三者が協力しあって解決を目指すことで人と猫とが共生する地域づくりをしていこうというのが『地域猫対策』です。
飼い主のいない猫の去勢・不妊手術をすすめ、正しい餌の与え方をし、食べ残しや糞の清掃などを行い、地域における飼い主のいない猫の適正な管理を進めていくことでトラブルを減らし、地域環境を改善していく活動です。
地域の猫問題の解決キーポイント
●去勢・不妊手術が大切※手術済みのマークの説明はこちら
去勢・不妊手術をすると…
・尿の臭いがうすくなる
・さかりの鳴き声が止まる
・メスをめぐった喧嘩や放浪はなくなる
・猫の出産がなくなる
●適切な餌やりが大切
・迷惑にならない場所を選び、容器に入れて、決まった時間に与える。
・猫が食べ終わったら、残りの餌を片づけ持ち帰りましょう。
「かわいそう」というだけの不適切な餌やりは、猫が嫌われてしまう原因になりますのでやめましょう。
●飼い主がいない猫でもトイレのしつけができる
猫のトイレを設置し清潔を保つことで、外にいる飼い主がいない猫でも決った場所でトイレをすることができます。
このような環境で、地域の方達に見守られながら暮らしている飼い主のいない猫を『地域猫』というのです。
東京都では猫を排除するのではなく、これを地域の問題としてとらえ「飼い主のいない猫」との共生をめざす街ガイドブックを作成し、これらモデル地域での取組み事例を紹介しています。ぜひ、ご覧ください。
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