ねこけんでは、TNRのお手伝いをしてくれるボランティアさんを募集してます
でも、TNRはちょっと難しいので初めてのボランティアさんは見学しながら少しずつ覚えてくださいね
『TNRっていったい何なの』
猫好きなら1度は耳にした事があるTNRという言葉。
でも何の事か実際はわからないという方もいらっしゃいますよね
では、説明しちゃいます
Trap Neuter Return Program
Trap:トラップ(捕獲器)で飼い主のいない猫を捕獲すること。
まずは、去勢、不妊手術が済まされていないコを捕まえるということですね
Neuter:ニューター(去勢、不妊手術のこと)
動物病院へ連れて行き、去勢手術か不妊手術をします
Return:リターン(元の生活場所に戻すこと)
捕獲した場所へ手術を終えた猫ちゃんを戻します
TNRとは、捕まえて、手術をし、元の場所に戻すという意味です。
TNRを行う事により、愛護センターや保健所に連れて行かれ【処分】されてしまう命をなくす事ができる、また増えたノラ猫による糞尿や騒音などの地域トラブルを少しずつ改善する事ができます。
※動物愛護センターとは、捨てられたコの飼い主を新たに探してくれる場所と思われている方が多いですが、『殺処分を行う場所』です。
ここでいう【処分】とは、【殺す】ということなのです。
手術を終えたコからは、新たな命が宿ることはありませんのでその猫ちゃん一代で終わります。その地域でのノラ猫ちゃんは増える事がなくなる訳ですね
TNR済みの猫ちゃんは、地域猫
として最期まで地域の方達に見守って頂きたいと思います
『でも、TNRが済んでるがどうかどこで判別するの???』
猫の耳に目印が付いています
耳に目印を入れることにより、再度TNRを行い猫ちゃんの負担になるようなことがないようにします。
①耳カット・・・主に使われている。
耳の先端部分を『V字型』にカットを施しておくもの。 オスは右、メスは左に施すことが多い。
②耳ピアス・・・地域によりこの方法を取っているところがあります。
しかしピアスは90%の確率で取れてしまうということもあり目印としては長期間利用できません。
③入れ墨・・・耳に識別番号を入れ墨器を用いていれる。
近くで見ないと入れ墨が入っているかわからないという事と黒猫には使えない。
目印は地域によって統一することで地域全体で把握できるようにしましょう。
また、耳にカットを入れたり、ピアスをすることにより『虐待』と思われる方もいますのでTNRの目印という事を地域全体に広めましょう。