先月上旬、８８歳の義母が入院した。
施設の自室でけいれんを起こして失神しているところを、
薬
を届けに来た薬剤師さんが発見。
すぐに救急車
で緊急搬送された。
夫、義弟がすぐに病院に行き、症状を聞くと、多分脳梗塞とのこと。
右半身が麻痺、言葉が出てこない状態と。
ただCTには血栓のようなものは写っていなかった。
半分に切って並べ、オーブンの低温で１時間焼いた。
半身麻痺もなく、普通に話せるので、脳梗塞にしてはかなり経過がよいとお医者さんの話。
それで安心して帰ったが、その数日後、また最初に施設で起こしたのと同じ症状を起こしたと。
結局、脳梗塞ではなく、老人にはよく起こる（本当に
）痙攣だという事で、
今度は痙攣止めの点滴をすることに。
その後、経過は順調だったが、夫が義母のスマホを病院に持って行ってから
義母から何度も電話
がかかってくるように
どうも病院をマンションと思い込んでいるらしく（義母はマンションに住んだ事などない）
その上、我々、義弟夫妻もその同じマンションに住んでいるという事に
義母「そちらにご機嫌伺いに行こうと思うんだけど、そちらは何階だった？」
私「そこは病院ですよ。」
義母「ええ
病院って誰か病気なの
」
ここ（病院）はマンションの設定がしばらく続いた。
義妹（義弟の奥さん）がお見舞いに行った時は、彼女を自分の友達の娘の名で呼んだ。
義弟と友の娘が一緒に来るってどういうシチュエーション
その後、病院をマンションとは思わず、病院と思うようになったはいいが、
「今日はお食事に行くことになっていたのに、こんなことになってごめんね。」との電話が。
我が家と食事
に行くはずが、自分が体調悪くて入院したという状況になったようだ。
挙句の果てに「おじいちゃん（自分の夫）もここに入院したの。」と。
（義父は特養にいます）
また私の実母のところに電話し、
義父が入院した事、
我が家と食事に行くはずだったのに、入院したので行けなくなった事、
自分は大丈夫なのに、周りの皆は私が間違っているかのように言う、
もう自分は大丈夫だから息子家族に迎えに来てくれるよう言ってくれないだろうか
と頼んだと。
実母はそこまで認知が進んでるとは思わず、半ば本気にし、私に電話してきた。
オリーブオイルを入れて瓶詰に。
まあ、まだまだびっくりする電話があったのだけど、これくらいにしておく。
そして義母は今週退院した。
でも認知が更に進み、１人での生活は大変そうなので、デイサービスや
ヘルパーさん訪問等毎日誰かが見てくれるようにしている。
歳をとって認知症になるのは仕方ない。
私なんかは義母の歳よりずっと早くに認知症になるんじゃないかと思ってる。
しかし、自分は無関係とばかり「ボケたらおしまい。」と
認知症の人を小バカにし、なんの備えもしていなかった義母見て、
自分は準備をしておかねばと思うのだけど…