今日は上野へ行き、東京都美術館で開催されているデ・キリコへ。

 

その前に腹ごしらえ。というか、暑くて何か飲みたい煽り

上野エキュートのスタバへ直行。

初めて見たセミドライトマトのピザトーストピザを食べてみる。
朝は納豆ご飯、昼は菓子パンで野菜にんじん食べてないな、と申し訳程度に滝汗
飲み物が野菜ジュースだといいのだけど、マンゴーパッションティーフラペチーノ

 

ほてった体をスタバで冷やした後、日傘をさして目的地へ。
 
もともとダリピカソ等のシュールレアリスム・キュビスム
好きではなかった。
デ・キリコも同じように非現実的で意味をなさない絵とみなし
受け付けなかった。
しかし去年行った倉敷・大原美術館デ・キリコの作品を見て
何故だかわからないが美しいラブラブと思った。
 
その作品はこちら下差し
 

なので、この展覧会は見に行きたいと思ったのである。

去年大原美術館に行ってなければスルーしてたはず。

しかし今回の展覧会のメインビジュアルは自分的には今一つだ。

今回オール写真撮影不可泣き笑い

こちらは会場を出た後にあるパネル。

 

ギリシャで生まれたイタリア人イタリアジョルジョ・デ・キリコ

歪んだ遠近法、脈略のないモチーフの配置、幻想的な雰囲気の

非日常な絵画を描き、後に形而上絵画と名付ける。

ダリマグリットなどシュルレアリスムの画家に影響を与えたと。

確かにシュルレアリスムの作品はデ・キリコの作品に似てるが、

デ・キリコの作品は何というかきっちりしていて、数学的と思ってしまう。

 

気に入った絵のポストカードを買ってきた。
本当は入場して一番最初の絵、デ・キリコの自画像
とても気に入ったのだけど、なかった。(あったのに気付かなかったのかも)

 

会場は宮殿や寺院の回廊のようになっていたのが、いい感じだった。

離れたところから窓を通して見るかのように、先に見た作品を

再び見るのも、また違った雰囲気で作品を見ることができた。

 

そして今、気付いたのだけど、気に入った絵(上のポストカード)は
ヘクトルとアンドロマケというタイトルで大原美術館で見た作品と
同じ人物!?(マネキンだけど)似ていて当然、だから気に入ったのか。
でもやっぱり全身描かれている大原美術館の方が好きだ。
 
晩年はこのマヌカン(マネキン)のモデルが人間の肉体に近い
表現になっていたが、木製でカクカクしそうなマネキン状の方が好き。
 
今回同じような描き方の手法・モチーフのグループ(テーマ)別にして
順に展示されていたが、描かれた年はまちまちで、純粋に画家が
若かった頃から順に並べている訳ではなかった。
ルノワールに影響を受け、ルノワール風のマヌカンもあって笑えた。
 

 

最後の特設ショップでポストカードの他にグラスを購入。

黄土色の4色があり、が好きな私だけど

デ・キリコらしいのは茶色でしょ!と思い、茶色を購入。

しかし家に帰ってグラスの底のシールを見るとグレーと書いてある!!

確かによく見るとグレーガーン

 

すぐ使えるよう洗って水切りカゴに入れていたら、次男が

「素敵な模様のコップ。どこで買ったの?」と言ってくれたが、

デ・キリコらしい色は茶色と思って買ったのに、それグレーやってん泣き笑い

と言うと「え、茶色に見えるけど?」と言ったので、これでよかったかとOK

でも全色欲しいかも。

次男もこの展覧会に行きたいようなので、買ってきてもらおうかな。