昨日は国立新美術館へ。
FORBIDDEN FRUITS 和田 礼治郎
彫刻的インスタレーションとのことでよくわからないが、
新美の建物とはマッチしてるかと。
目的は毎年行われる三軌展に、OL時代の先輩の
写真作品が展示されるので、それを見に。
先輩と言ったって、私が新卒入社時、既に40半ばで
いらしたから、うちの母くらいの歳の方。
大阪からいらして一緒に食事するので、見ないわけにはいかず
去年に引き続き、作品は受賞されてたので、なおの事。
で、来たならついでにとマティス展を見る事に。
マティス、絵画の色使いは好きなのだけど、マティスメインの展覧会には
これまで行った事なし。
しかも今回切り紙絵が中心とのことで、躊躇。
ただ、ロザリオ礼拝堂の再現は見たかった。
マティス展と三軌展は同じ2Fで開催。
まずは・・・
マティス展でしょ
ニースのマティス美術館所蔵の作品が大半。
初期からの絵画の展示が続くけれど、写真撮影不可
展覧会チケットの図柄にもなっている「花と果実」はこんなにも大きな作品。
この展示室からは撮影可能
この作品は本展覧会の為にフランスで修復され、日本で初公開なのだとか。
筆と墨で描かれた「木(プラタナス)」
「葦の中の浴女」
「波」
中央は彩釉テラコッタの「陶の秀作」の数々
写真下段:別冊文芸春秋の表紙
こんな作品があったとは。
本当にシンプルな線だけなのに、特徴がしっかり出ていて
わかりやすく、カワイイ
正直、この幼児のようなシンプルさが今まで苦手と
思っていたのだけど、実物を見るとすごいとわかった。
この画像はIM(アイエム)からお借りしたもの。写真不可のエリア
「ナイチンゲールの歌」の為の衣装 モンテカルロ・バレエ団所蔵
バレエ・リュスから「ナイチンゲールの歌」の舞台装置と
衣装の制作の依頼を受けたマティスは、中国やペルシア、インド美術から
構想した衣装を制作。
そんな仕事もしていたとは初めて知った。
この展示の上ではバレエ「ナイチンゲールの歌」上演の映像が流れている。
「星型のある背景の聖母子」
こちらは司祭服(上祭服)であるカズラというもの。
こんな可愛らしいのを着た司祭さん見てみたい。
ステンドグラス
「生命の木」のための秀作
さて、この展覧会最大のみどころは最後の展示室だろう。
ヴァンスのロザリオ礼拝堂(本展覧会の写真より)
こちらの内部空間を原寸大にて再現した展示室
生命の木をモチーフに青・黄・緑色の3色を用いたステンドグラス
聖ドミニクス、聖母子の描かれた陶板壁画。
1日の間で変化する光を3分間に圧縮し投影。
動画撮影禁止
スマホでビデオ撮影してる人には、すかさず注意が。
ステンドグラスの光がだんだん伸びてくる~。
きれい~紫になってる~。
神々しい光ってこういうことかしらん。
見に来てよかった。
三軌展に出品してる先輩のおかげかな。
ショップで文庫本カバー買った。
しかし最近文庫本を読む機会ないが。
既に足が疲れてるが、三軌展へ。
こちらの会場も広い、広い。
先輩の写真だけ見て帰った
明日先輩にお会いしますギリセーフ