大内宿でくるみそばの昼食をとり、散策した後、車で約1時間、
会津若松市内の飯盛山へ。

急な階段で、右手にある動く歩道に乗らないと大変だというような放送笑い
流れ続けていました。
見た感じこれくらい大丈夫筋肉と思いましたが、もしや見えてる先の
ずっと奥まで階段が続くのかしら、そんなに言うのなら・・・と心配に。
今年のお正月、江ノ島で同じような動く歩道エスカーを使わず歩き回ったら、
帰りの下りで膝が痛くなったので、ここは無理はしないでおこうと
250円を払って乗ることに。

夫は利用せず階段で。
この坂を上り切って、もう一度乗り換え、同じくらいの距離を。
結局、それで白虎隊のお墓辺りに到着し、それなら乗る必要もなかったなとアセアセ

上がり切った場所にあるお土産物屋の奥に展望台があるとの事、
先にそちらへ行ってみました。
さざえ堂を上から見る事ができました。
 

鶴ヶ城の方向を見る白虎隊士の少年の像が。
白虎隊自刃の地にも隊士の石像があります。
 
ここから見える鶴ヶ城 ← のところ

この後、順番的には白虎隊十九士の墓を見学し、次に自刃の地へ行った後、

坂道を下り、会津さざえ堂を見るのですが、白虎隊に関連するゆかりの地は

連続した記事にしたいため、さざえ堂の記事を先に。

 
さざえ堂の斜め前にある宇賀神堂
宇賀神と共に白虎隊十九士の霊像が祀られているとのこと。

 

国指定重要文化財
会津さざえ堂
 
入場券売り場側面にはブラタモリで放送された事が。

 

この六角三層の木造の建物は二重らせん構造になっています。

内部で上りと下りのスロープが一度も交差しません。

と、文章で書いてもわかりにくいので、上のブラタモリの本から

こちらの図をお借りします下矢印

頂上でつながっている以外は、上りと下りは決して交わりません。

 

さざえ堂は寛政8(1796)年建立。

当時は西国三十三観音巡り大流行!

会津にいながら三十三観音巡りができるお堂をびっくりマーク

このさざえ堂が考案されました。

当時はスロープに沿って33の観音像が安置され、このお堂を

上って下りてくるだけで観音巡りが体験できました。

今でいうタイパ!?コスパもいいですね。

すれ違う事もなく、省スペース合理的なお堂でした。

 

皇室の方もお見えになっているようです。

三十三観音巡りをなさりたかった訳ではないでしょうが。

 

では入っていきます。

正面にいきなりお坊さんの像があります。

このさざえ堂を考案建立した郁堂和尚の像です。

わかりにくいですが、六角形のスロープを上っていきます。

階段ではなく、滑り止めのような木材が敷いてあります。

 

現在は33体の観音様の像はありません。

皇朝二十四孝(会津藩道徳教本)の絵額を掲げているそうです。

最初写真に撮ってましたが、見ても意味わからず、

しかもあまりに多いので途中でやめました。

頂上付近。暗いのでピンボケに悲しい

後ろから来る人に迷惑で撮り直しせず前進タラー

 

頂上の天井
 
頂上の床。
わかりにくいですが、右が上りアップ、左は下りダウンになってます。

堂内を一めぐりし、出た後はこの階段を降り、
白虎隊がこの飯盛山にたどり着く際に通った
戸ノ口堰洞穴を見に行きました。