今日は風が強かったダッシュですね~びっくり
仕事が終わってから、バスバス渋谷方面へ。
渋谷区立松濤美術館へ向かいました。

 

とその前に腹ごしらえ。

渋谷まであと2つという所のバス停で降り、

そこからグーグルマップを見て松濤美術館を目指す途中に

出てくるカフェコーヒーを探し、適当に行ってみる事に。

The 3rd. Shibuya

エレベーターで4Fへ行くと白いドアが一つ。

(写真左のドアと表も同じ)

窓もなく、中が見えないから躊躇滝汗

勇気を出してドアを開けました。

 

中は若い女性二人組ばかり。

アラカンおばちゃん1人、完全にアウェー笑い泣き

しかしもう引けない、若い二人組の隣に座る。

 

下矢印この二つのテーブルにそれぞれ2人組が座ってました。

彼女らがお店を出て行った後にパチリカメラ気づき

上矢印カウンターの向こうでお料理作ってらっしゃいます。

変わった照明ひらめき電球の下にはお客さんいらしゃるので、上だけカメラ気づき

 

注文したのはフレンチトーストパフェ
これが丁度良かった
甘いもの食べたいけど、お昼はチーズ入りパン1個で
お腹ちょっと減ってる。
フレンチトーストバナナバナナが入ってバニラアイスがトッピング!
 
お会計の時に(私って)場違いでしたね。」と言うと
アラフォー位の男性のお店の方
「いえいえ、そんな事ないですよ。また来てください。」と。
お世辞でもうれしい。
スイーツよりもお料理がメインのお店らしく!?そっちも美味しそうだった。
 

お腹も満たされ、目的の場所へ。

渋谷区立松濤美術館

このまま真っ直ぐ行くと映画PERFECT DAYS

役所広司さんがお掃除していたトイレがある鍋島松濤公園

あるのだけれど、今日は行きません。てか、行った事あるので。

(でもトイレの中は入ったことないんです)

 

没後120年 エミール・ガレ 奇想のガラス作家
の展覧会を見に来ました。ガレは1904年没。

 

毎週金曜日は渋谷区民無料FREEの日だそうで、人は多めだったのかな?

私は何の恩恵も受ける事が出来ず、正規料金払いました。

展示は写真撮影不可NG
でも建物は撮影可OK
円柱の中が抜けてて、一本の橋があるような変わった建物。
外からは想像つかず。
(どうやってもガラスに撮影する私が写り込み、難しい)
 
橋の上に行って下の噴水を撮ったところ。

 

唯一写真OKの作品が入場してすぐに。
猫型置物(1865~1890年代)
 
しかしガレと言えばガラス工芸
何故に陶磁器?
オッドアイ猫いや、につままれたような私、
まずは地下1Fの展示からだそうで、指示に従います。
 
風が強くっても紅葉もみじっぽい木がバッサバッサ笑いと揺れてたよ。
階段もキレイ。
上を見上げてカメラ気づき
 
こちらは撮影OKOK
右上に先ほどの猫の置物が。

 

以下はIMアイエムinternet museumから画像をお借りしています。

 

今度はパグがいました。ブルドッグみたいな顔。

ガレの父は陶磁器・ガラス製品の店を経営していたそうで、ナポレオン3世

製品を納める為、出入りを許されていたとか。

なのでガレも初期は陶磁器を制作していたのでしょう。

家具も作っていました。(写真中下矢印

かなり凝った造りで惚れ惚れしました。

2Fの会場の展示風景上矢印

美しいガラスの花瓶がたくさんありました。

これらは個人コレクター所蔵の物で日本初公開の物も多いそうです。

 

こちらもIMの画像から。

ランプ(ツバメ)102~04年頃 個人蔵

ツバメよりも根元の木々の彫刻のほうにうっとりしました。

濃淡がうまく掘られているので。

ランプの中では桜桃というサクランボさくらんぼを彫刻したのがあり、

それが一番印象に残ってます。


上差し左端のこれです。(こちらの画像はTimeOut)

以上5枚ネットから画像拝借しました。

 

下矢印以下はまた私が撮ったものです。

 

こちらも写真OK

花器(地質学)1884年 個人蔵

パネルの左上のものを拡大。

今回これが一番印象的でした。

1889年万国博覧会と底に書かれているとのこと。

出品されたものなのでしょうね。

巻貝の中に女性がいて、その女性の髪に巻貝の飾り物が。

美しかったです。名前が地質学っていうのは

ミスマッチのような、ピッタリのような?

 

ガレの少年時代の関心は人文科学に向けられ、とりわけ修辞学哲学において

好成績を修めたそう。

文学ではシャトーブリアンやヴィクトル・ユーゴーなどを愛読。

植物園にて植物学を学び、園芸愛好家としての素養を身につけたと。

植物モチーフの作品は牧野富太郎氏の緻密な植物画を思い起こさせました。

また作品中に詩が刻まれていたりするのは、文学の教養があるからと

思わせました。

 

ガレがガラス以外の物を作成していたというのを初めて知り、

個人蔵の作品で今後もうお目にかかれないようなお宝も見られ

大満足の展覧会でした。

 

しかし帰宅後、腰が痛いピリピリ