岡山旅行2日目は倉敷美観地区を散策しながら大原美術館へ。

朝9時から開館しています。

5月3日憲法記念日日本でした。

 

 

虹が出ていました。逆さ虹かな?

 

 

 

本館入り口前に立つのは
ロダン「カレーの市民-ジャン=デール」

こちらの作品は、洋画家であり大原美術館の礎となる西洋美術の

収集にも尽力した児島虎次郎がロダン美術館で交渉し、

鋳造してもらったものだそうです。

 
美術館内は撮影不可
図録もなく、絵はがきを全部買う訳にもいかないので
このフレームの中の写真が図録代わりあせる
ガラスに人が写り込んでしまってるけど泣き笑い

JAFの会員証(レンタカーで回る旅なので携帯必須!)を見せると

この美術館の目玉作品、エル・グレコ「受胎告知」のポストカードが

いただけました。

もう1枚ピカソの作品も貰いましたが、ピカソらしい抽象画でしたので

(青の時代は好きなのですが)、別のが欲しかったなぁと泣き笑い(我がまま)

 

エル・グレコの作品を楽しみにしてましたけれど、どうした事でしょう。

そこまで感動しませんでした驚きふ~ん、って感じ。

図柄的にはとても好みなのですが、光の強さキラキラの表現がインパクトに欠けてたせいかな!?

 

エル・グレコ「羊飼いの礼拝」(メトロポリタン美術館展にて、大原美術館蔵ではありません)

去年、新国立美術館で見たこちらの作品上差しは衝撃と感動をもって鑑賞。

この写真では全くわかりませんが、生まれたばかりのイエスから出る光キラキラ

の表現がものすごかったのです。

 

「祝福するキリスト」(スコットランド国立美術館展にて)

上差しこちらも去年、東京都美術館で見たエル・グレコ作品ですが

こちらも顔の周りが神々しい光でした。

 

「受胎告知」の白い光が強かったならば、きっと今まで見たエル・グレコ作品で

一番になった事でしょうが。

ま、気に入ったら何回も倉敷来ちゃうかもしれないし、それはそれで…

 

 
こちらは大原美術館工芸・東洋館(の一部)
左から濱田庄司室、バーナード・リーチ室、河井寛次郎
焼き物がものすごい数で展示されています。
駒場の日本民藝館が貧相に思えるくらい。
(民藝館は作品をたくさん持ってはいるのだろうけどね)
 
分館は現在改装工事の為、閉館中でした。
 
お向かいの有隣荘という建物とのセット券を購入したので、
そちらへも行きました。
大原美術館だけでも足が疲れてたのですけど汗
 
 
大原美術館創設者の大原孫三郎の私邸兼迎賓館だった有隣荘
GW期間中、春の有隣荘特別公開「モノクローム 空間と響きあう色」が
開催中でした。(現在は終了)

  草間彌生ジャスパー・ジョーンズ等の現代アート(ポップアートはてなマーク)が

展示されていました。私は全く良さがわからないのですが。

宗像志功の版画は良かったです。

作品だけでなく、有隣荘内は撮影不可

お庭が素敵で、2階からの大原美術館とお庭が見える眺めが良かった。

 

大原美術館のお隣のカフェ エル・グレココーヒー

緑の蔦が美しい。ツツジも見頃。

でも入りませんでしたw

きっと一杯だろうと思って。

 

行きたいカフェコーヒーがありました。

倉敷珈琲館

場所は1枚目の写真倉敷館を撮っている)の灯籠の前辺り。

外はGW中の大勢の観光客なのに、コーヒーコーヒーしかないせいか、

こちらは空いてました。

いや、ケーキショートケーキくらいはあると期待してたんですがね滝汗

 

一番人気だというウインナーコーヒーを注文。

底にコーヒーシュガーが入れてあるので、混ぜずに

このままどうぞ、とのことでした。

クリームが甘くておいしかった。

最後に出てきたコーヒーシュガーを私はガリガリと噛んでました。

 

 

大原美術館には児島虎次郎作品だけの部屋があったのですが、

近々、児島の作品や児島のコレクションの古代エジプトや西アジアの美術品を

展示する新児島館(仮称)を開館する予定なのだとか。

 

それがこちらの旧中国銀行倉敷本町出張所建物下差し

(前の日の夜に撮影)

ステンドグラスが素敵でした。

Wikiによるとコロナ禍と資金不足で開館が遅れてるとありますが、

来年あたり開館予定(うろ覚え汗と大原美術館に書かれていました。

 

同じく夜に撮った大原美術館

40年ぶりの倉敷、変わらず(いや、更に?)美しいところでした。