愛するあの子を見送ってから

 

たくさんたくさん

涙が溢れてきて

もうどれだけの時間が流れたのだろう

 

1カ月、2カ月、3カ月。。。

そうだ、49日にはちゃんとお祈り出来てたかな?

向こうで淋しくしてないかな?

あの子の匂いも

手に触れた体毛の感触も

まだまだ、ちゃんと憶えてるのに…

なんでだろう?

あの子だけがいない。。。

 

寝たきりでもいい

ごはんが自力で食べれなくたって

おしっこやウンチに介助が必要だって

そんなこと、大したことじゃない

 

どんな状態でもいいから

生きてほしいと願った

そばにいてほしいと。。。

 

見送った日は、枯れない涙があるって知ったよ。

あんなに、前だけ見てたあの子から

全身の力が抜けて、口の周りが見る見る白くなって

チアノーゼが広がって、逝ってしまった。

私の腕の中で。。。

 

今年もまた桜の季節がやってくる。

もう歩けないあの子を抱いて、

近所の公園の夜桜を見に行った。

満開の桜の木の下、お鼻に桜の花を近づけて~

あれが、最後の桜になったね。

やっぱり、桜の季節は、もの悲しい。。。桜

 

 

 

それでも。。。お母さん

顔を上げて、頑張るよ!

 

 

 

 

 

関わってきた

小さな命達のためにも