韓国ドラマの記録㉛〜誘拐の日&もうすぐ死にます前編 | ネガポジのんびり一家の日記

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『誘拐の日(原題: 유괴의 날)』(ユンゲサン×ユナ)

完走しました!

 

ブロ友さんのレビューを読んで興味を持ったこの作品。

タイトル通り、子供を誘拐する話ではあるんだけど、ただの誘拐事件ではない…

なぁ~んて一言では済ませられないくらい、色んな事情が絡み合っている。

むしろ、誘拐事件そのものは本当に些細なこと過ぎて忘れられちゃうくらい、『色んな事情』が回を重ねるごとに重く複雑になっていく感じ。

で、最後の真犯人を突き止める決め手になったのが、『誘拐の日』だった。

 

…で終わると思いきや??

エンドロール後のショートストーリーで視聴者に対してものすごい投げかけをして、そしてものすごいモヤモヤさせて終わってしまった~ガーン

でもなんとなく、こういうことなのかな…?って思うトコロはあるのだけど。

 

ストーリー自体は重めのテーマではあるのだけど、誘拐犯ミョンジュン(ユンゲサン扮)と被害者ロイ(ユナ扮)のバディものって感じで、この二人の掛け合いに時々クスッと笑ってしまうことがある。

でもワタシ的に一番ツボったのは、一見頼りなさそうなミョンジュンが実はすごい怪力で、もう殺されてるんじゃないの??っていうくらいにやられても、突然ムク!ッと起き上がって

相手に対しパンチを一撃したり。

その動きがとてもコミカルで笑ってしまった。

 

伏線が張られまくっているドラマなので(最後の最後まで!)考察しながらドラマを見たい方にはお勧め。

ちなみにワタシはそういう作品がかなり好み。

でも、これ、映画化されたら観終わった後ものすごく悶々としながら帰ってきそう…(笑)

 

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そして2本目は昨日配信になったコチラ。

 

『もうすぐ死にます(原題:이제 곧 죽습니다)』(ソイングク×パクソダム)

前半、完走しました!

 

 

 

 

全8話。

昨日配信になったのは前半(4話)。

1話1話はそう長くなく、エンドロール無しで一気に4話続けたあとのエンドロール。

この流れはちょっと珍しい。

だから気づいたら一気見してた(笑)

 

主演のチェイジェ(ソイングク扮)が12回死ぬという設定で、その転生後を豪華キャスト人が演じるということでもかなり話題になっている。

確かに、どの俳優さん達も主演級の俳優さんぞろい!

 

配信されたばかりなので、あらすじにはあまり触れずに感想だけ書くと…

 

好みが分かれる。

 

それはストーリーというよりも映像的に。

ホラーやエグイシーンが苦手な人は、恐らく1話で耐えられなくなるでしょう。

というワタシもホラーは大の苦手なんだけど、原作漫画を読んだ後だったので何とか耐えられた。

でも、ホラーやエグイシーンを見せたいドラマではないので、なんとか頑張って4話まで観た方がいいと思う。

そこからがこのドラマが本当に言いたい『生きるとはどういうことか』という投げかけが始まるから。

 

それと主演の2人はビジュアル的にも演技としても原作とかなりシンクロしている。

死(パクソダム扮)の不穏な感じ…無表情で限りなく冷酷。

それが表情からも声からも凄く伝わってくる。

イジェは見た目からして瓜二つ。原作ではイジェが右目の下にホクロがあるのに対し、ソイングクは左目の下。

あとはイジェの常に不安げで不幸を背負ったようなトコロがソックリ。

ただ、「死」に対して怒りの目を向けたり小さく嘲るところが、ちょっと物足りなかったかな~

 

あとは豪華俳優陣。

1人だけ俳優とは言えない転生後の姿が出てきて、ここは思わず笑ってしまったんだけど。

1人1人は凄い役者さんぞろいなのに、え?そんな使い方で終わっちゃうの??

という場面もチラホラ。

そういうところも見どころ。

 

それとこのドラマ。

事前に監督さんのインタビューを読んだらほぼスタントが無いとか。

それを知った上で見ると、更に面白みが増すと思うグッ

 

後編は1月5日配信。