1,000円を握りしめて、
勢いよく
「これでお願いします！！！」
と、まっすぐな瞳で私を見つめる
女子高生２人。
先日の、MintyFestaの美塾ブースに
来てくれた、可愛らしい女子高生。
「今日は、なんでここに来てくれたの？」
と、私。
「一重の目が嫌いで、
お肌が汚くて、
眉毛が上手く書けなくて、
とにかく
自分の顔がイヤなんです！」
と、女子高生の２人ともが言いました。
まだまだあどけない表情
アイプチで二重にしている
その瞳が
まっすぐ私を見つめています。
その瞳からは、
２人の、
純粋で無垢な素直さが
にじみ出ていました。
もう、、、
言葉を失い、
私は泣きそうでした、、、
涙は堪えましたが、
心は泣いていたんだと思います。
こんなに素直で、可愛らしい子たち。
それなのに、
自分の顔がイヤだなんて、、、、、
なんだか私は、
現実を突きつけられた感覚に陥りました。
こう思っている女子高生の子、
まだまだたくさんいるんだろうな、、、、
実は、このお２人の子の予約は、
お父様たってのご依頼。
「うちの娘、
毎朝２時間もかけて
メイクするんです。
自分の顔がイヤだって、
毎朝、毎朝、、、、」
そんな娘さんをみて、いたたまれなく、
今回のお申し込みをいただきました。
娘を思うお父様のお気持ちに、
なんてステキなんだろうと思い、
さらには、お父様から
「体験に行っておいで」
と言われて、素直にきてくれた娘さん。
その親子関係にも、私は感動をしており、
体験の、当日を楽しみにしていました。
もちろん！楽しかったですよ！！！
お二人のメイクが終わった後、
顔を見合わせて
「かわいいじゃーーーーんっ！」
って言い合いっこ♥
メイク体験の前だって、
お互いの、いいところを言ってみたら、
自分では、嫌だと思っていたところが、
相手は、いいところって見ててくれていて、
「えーっ！まじー？」
「ぎゃははははーっ」
なんて、笑いも絶えず、、、、
２人とも、とっても喜んでくれました
楽しかったですよ！！！
でも、
もどかしさと
悔しさが
ごちゃごちゃ混ざり、
とても、
いたたまれない気持ちになりました。
メイク技術も大切だけど、
まず、とにかく！
自分のお顔を大切にしてあげてほしい！
と思い、
とにかく私の手で、
彼女達のお顔を
大切に大切に
愛おしい気持ちで
触らせていただきました。
どのくらい伝わったかなぁ…
こんなに親御さんに愛されているあなたたち
もっと自分を大切にしてあげてほしい！
自分の顔を嫌だと思ってメイクする時間を
愛おしいと思って触る時間になったら…
必ず未来は変わります！
私の新たな課題がみえました。
私、
美塾講師なおなお
燃えています。
とりとめのない文章ですが、
最後までお付き合い、
ありがとうございました。
