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「ZEN」ってありますが、オシャレなJAPANが関係しているのではありません。
主人公の名前です。アウレリオ・ゼン。

イギリスBBCで2011年に放送された全3話のサスペンス・ミステリー。原作は、英作家マイケル・ディブディンの「ゼン警視」シリーズだそうです。全部で11冊発刊されているよう。日本では3冊❓️しかし廃盤でした。

ローマ警察殺人課の凄腕だけど堅物な警部アウレリオ・ゼンが、貴族とマフィア絡みの難事件、殺人事件などを捜査していきます。

題名からわかるようにイタリア ローマが舞台。

イギリスとはまた違う古い町並み、貴族の邸宅に興味がわきます。

ローマが舞台ですが、英語で話しても気にしません😅

英国俳優のルーファス・シーウェルが主演。

彼が出演しているから興味を持ったドラマです。
私は昔からこのルーファス・シーウェルが好きなんです💓最初は『ROCK YOU❗️』
ま、好きなヒトに似ていたから、なんですけどね😅濃いカオで。
悪いヤツ、な役が多いですが、今回はそうではありません。多分💦
確か少し前に三度目の結婚をしたと何処かで見た気が…

このルーファス・シーウェル演じるゼン刑事が真面目で堅物で、口も上手くないし不器用で出世しそうにないんです。

ゼンっていう変わった姓はベネチア出身だからで、周囲からは変わったベネチア人って風に見られています。
しかし上司のモスカーティ(スタンリー・タウンゼント)は評価してくれていそう。

同僚刑事たちも個性的です。
叔父のコネで威張るファブリ、何でも賭けたがる下世話なロミッツォ、実直なジョルジオ。

そして上司の秘書タニア・モレッティ(カテリーナ・ムリーノ)
『007』出演経験のある華やかなイタリア美女です🌹
この人妻とひかれあう感じなんですが。
ま、私としては人妻とイチャイチャするよりも、事件を解決して欲しい❗️

そして内務省の役人アメデオ・オルシーニ・コロナ。オルシーニ、とあるのでイタリア貴族の出でしょうか。内務大臣と通ずる彼に内密に頼まれる事多し。この二人の関係もなんか好きです。友ではないのですが。
お互い利用しあっているけれども、意外と信頼しあってもいるようで。

他にも元同僚で今は私立探偵をしているジルベルト、カタギではなさそうなアンジェロという協力者がいます。

あとゼンはお母さん(カトリーヌ・スパーク)と一緒に住んでいます。心配症です。
なんか日本の「光彦さん❗️」ってサスペンスドラマを思い出します☺️そういえば沢村一樹も濃いカオ❗️

こんなゼン刑事が殺人事件に挑みます。
あちこち動くし…
危ない目にも逢うし…

なんだかんだ、納まるんですけどね。
「そんなんでええの❓️」って思うこと多し。
イタリアだからか、ゆる~いのです。
コネとかカネとかでてくるし。
スッキリ解決する話ではないけれど、まあゼン的には結果オーライ😁みたいな。

真面目そう、純情そう、に見えて、結構ヤル奴なんです❗️
※私はルーファス・シーウェルのほっぺが少し赤いところが好きなんですけどね🥰
カープの北別府学さんみたいに。

ユーロってあるし、携帯電話もあるからそんなに古くない時代のはずなんですが、全体的に色合いを暗く粗くしているので古くさく感じます。ま、そこが味ですが。ローマだし。

「血の復讐」「愛憎と陰謀」「欲望のうず」の3話のみです。1本90分ぐらい。
この中でも2話「愛憎と陰謀」が好きです。
秘密結社カバールの事が出てくるから。興味津々で❗️美人検事のナディアさんも好きです💗
そして、いつもは鉄面皮の高官オルシーニのプライベートな部分が出てくるから。切ないけれど😢
演じているベン・マイルズさん。
ステキです✨

ゼンシリーズは11冊発行されているようなので、もっと続きが見たかったな~。

中古しかないけど、本探して読んでみたいです。本ではマイクル・ディブディンでした。