昨日、こんな記事が目につきました。https://youtu.be/ECXz-Dc52tA?si=BLaUnZ6rhiYksoVF


1920~22年、シベリアで過酷な生活を強いられていたポーランドの孤児を、日本が救出して100年が経過したことを記念する式典とレリーフの除幕式が31日、東京都渋谷区の社会福祉法人「福田会」で行われ、高円宮妃久子さまが臨席されたそうです。


え、過去にそんな事があったなんて、知らなかった。

早速、調べてみます。

ポーランドは第一次世界大戦後に独立を果たしたが、ロシアによって極寒の地シベリアへ流刑にされたポーランド人の家族、15万人から20万人が劣悪な環境下で暮らしていた。 やがて1917年(大正6)にロシア革命が起こると、シベリア各地でも内戦が起こり、ポーランド人たちもそれに巻き込まれ、難民となり、餓死、病死、凍死する人が続出します。

このあまりに悲惨な状況を見かねて、ウラジオストク在住のポーランド人たちが立ち上がり、1919年(大正8)に「ポーランド救済委員会」を設立します。会長にはアンナ・ビェルケヴィチ女史(42歳)、副会長に医師ユゼフ・ヤクブケヴィチ(27歳)が就任しまし、各国に孤児の救出を要請。

当時はアメリカ、イギリス、フランス、イタリア、日本がシベリア出兵中。しかし翌年、欧米が支援する反革命軍の敗色が濃厚になると、各国の兵は次々に本国へ引き揚げていき、兵を駐留させているのは、ロシアに近い日本だけに。

そこでアンナさん達は来日し、ポーランド人孤児救出を嘆願します。

日本政府はすぐ動き、日本赤十字社に孤児救済事業を要請。日本赤十字社は理事会を開き協議し、救済事業を行うことを可決したのです。

ポーランド救済委員会の会長アンナ・ビェルケヴィチが来日してから17日目のことで、異例の早さでの決定です。

すごいスピードですよね❗️

今の政府も人道に関わることはこれぐらいのスピード感を持って決めていって欲しいですね。(変な法律などは異様なスピード感を持って知らないうちに決めてしまってますが…)

そこで、シベリアに残っている日本軍協力のもと、孤児達を日本へ送り、東京、大阪などの施設で救済事業を行いました。

日本軍がシベリアから引き上げるまでの間、5回、計765人を救出したそうです。


このうち計375人を受け入れたのが、福田会が運営していた福田会育児院で、健康を取り戻した孤児らはその後、無事、帰国しました。


今回の式典には同国のパヴェウ・ミレフスキ駐日大使や、来日した孤児の子孫ら38人も出席されたようです。

調べてみたら昨年ポーランドでこういった式典をされていたみたいです。https://youtu.be/wfs_wo2BJkk?si=MeWoAMfUfGhYKu-8

https://youtu.be/82RtbrvNcwQ?si=e-1pdGXLTZEdaTun


このポーランド孤児救出作戦の事は、和樂Webに詳しい記事がありました。

読んでいたら泣けてきます😢

当時の日本の人達が孤児たちを可哀相に思い、お菓子をあげたり、熱がでたら看病したり。大阪の動物園へ連れていき、象の背中に乗せてあげたり、洗濯をしに通う人がいたり。

そして、子供たちもポーランドへ帰る際、「このまま日本にいたい」と泣いたり🥺

取り決めがあったので、ちゃんとポーランドへ還さないといけなかったようです。


貞明皇后はお菓子代として高額寄付をされたそうです。日本赤十字社も皇室と深い関わりのあるところですよね。


久子さまはあいさつで、東日本大震災や阪神大震災の折に日本の子供たちがポーランドに招待されたことに触れ、ポーランドの人々が孤児救出を記憶しており、「両国の人道の絆が今日も続いていることは大変喜ばしいこと」とご述懐されました。

孤児の子孫代表の女性は「先祖に与えられた支援がなければ、現在われわれが送っている生活は実現しなかった」として、日本語で「ありがとう」と感謝を述べられたそうです。


トルコのエルトゥール号遭難事件の事を思い出しました。これもトルコが受けた恩を忘れず、日本が困った時に助けてくれたのですよね。

昔は和歌山の地図見ていて、串本に何故トルコの碑❓️って思っていました。

どんなに月日がたっても、自分たちが受けた恩を忘れず、相手が困った時に助けてくれる。「情けは人の為ならず」です。

そして、助けられた人は他の困った人へと人道支援の輪が繋がる。

困っている人に、国も人種も性別も言葉も関係なく支援することが出来た先祖達を誇りに思うと同時に、自分もそうありたい、と思います。

そして、今回この事を知ったのは、久子さまが式典に参列されたという報道を知ったから。

(調べてみると エルトゥール号の串本での行事にも久子さまが参列されていました。この方は、本当に沢山の公務に出られています。)

今まで知らなかった事、また多くの人に知って欲しい事など、知らしめてくれるのが皇室方の公務の役割なのかな❓️と最近思います。

天皇皇后両陛下が能登に2回行ったのも、まだ困っている人がいることを皆が忘れない為、そして励まされる為だと思います。

被災地に迷惑をかけないように、日帰りで昼食持参で、現地では職員と同じバスで廻られました。

TVは、誰かさんのギリシャ旅行ではなく、もっとこういった活動を放送して欲しいですよね。

あまりにも鹿子さんの上げ記事、盛り記事、毎日のファッションショーばかり取り上げるので、みる方は嫌気がさして、"カコハラ" なる ことば も誕生したようです。

何が"東洋のダイアナ"だ❗️(嘘つけ❗️)

何が"百点満点のアヒル口"だ❗️(意味わからん)

何が"2980円のニット"だ❗️(公務なのに相手国に失礼では❗️❓️)


私は皇室ファンというわけではありませんが、正しい事をされてる方は尊敬するし、国税を私利私欲の為に湯水のように使ってる一家は軽蔑します。