今さらですが、やっとAmazonプライムで観ました😃
2023年11月に公開されてから人気の映画です。水木しげる先生の生誕100年記念作品でもあります。
結構長く上映してましたよね。
女子人気が高かったとか。パンフレットもすぐ無くなっていた印象です。
私も観たかったのですが、ちょうど気落ちしていた時期とも重なり、これ以上重い気持ちになってはダメだ❗️と止めていたんです💦
今日は さわりだけ、と少し観たら最後まで観入ってしまいました。
面白かったですし、気持ち悪いシーンはありますが、重い気持ちにはならなかったです。(私は、の感想ですが。)
それどころか、最後は なんか感動さえ してしまいました🥲
こんなに血がドロドロ😱なのに❗️
ストーリーは簡単にかくと、今から遡って70年前のお話です。
70年前というと、戦後の日本です。
東京のサラリーマン水木が、会社の命を受けて哭倉村というところへ行きます。ま、野心家の水木が自ら名乗り出た感じですが…
しかし、こいつは上取引先の葬式に行くというのに、何故赤ネクタイなんだろう❓️
そっちの方が謎😅
どこでもかしこでも、煙草吸いまくるところに昭和を感じます。
見るからに閉鎖的で胡散臭そうな村ですが、そこで鬼太郎 父、と出会うのです。
一緒に煙草ふかしたり、飲んだりするうちに…
なんか仲良くなってます。協力関係でもあるので。
泣き上戸の鬼太郎 父 が可愛いです。
横溝正史の様な世界です。
オドロオドロしてます。血もでます。
PG12だったので、覚悟はしています。
しかし、その指定になったのは血なまぐささのせいだけではなさそう。
閉鎖的な村、一族によくあるアレです😰
幽霊や妖怪よりも恐ろしい😨
ここから少しネタバレします。
可憐な沙代さん、身体は弱いけど聡くて優しい時弥くん。この2人が不憫で…😢
さらにネタバレしますが、時弥くんなんて、あのジジイのせいで…😭
ジジイの負をおって地獄で、なんて酷すぎる〰️😰って思ってたら。
最後は泣きました。結構泣きました😭
あと、なんか龍賀家の長女の乙米と、三女庚子の夫、長田幻治との関係が…😨
気持ち悪いんだけどね😅
他、水木は戦争から帰ってきて失望し、ガムシャラに上を目指そうとしていたわけですが、あのジジイのイッタ眼を見て、戦時中の上官と同じ眼だと思うのです。
「お国のためだ❗️」と言いながら、ただ ただ、私欲だけに生きている人間の眼。
実際に水木しげる先生は、戦争時、上官が誤って玉砕、と報告したが為に、生き残りがいちゃいかん、と突撃させられたようです。そしてそんな理由でただ死んでいった仲間たちをみてきているのです。
この映画の水木はそのまんま、水木しげる先生ですね。
哀しい感じで終わるのかなぁ~と思っていたら…少し希望が。
エンディングで初期の墓場の鬼太郎のシーンがあるのですが、そこから、凄く納得。
なんか、感動すらしてしまいました。
それにしても、この男2人の友情がエモいです✨(死語かもしれないけど、エモいが一番しっくりくる❗️)
特に女子に人気があるのが解ります😀
そして、私は鬼太郎が片目なのは、自分の目玉の一つを親父の依り代として与えたからだと、勝手に思ってたんです。
…違ってました😅
あれは目玉おやじの目玉でした💦
この人達のためにも、もっと希望の持てる、明るい世の中にしていかないとダメですね。と思いました。