2020年のディズニー映画の紹介です。

1998年のディズニー アニメ映画の実写リメイク作品です。

やっと観ました😅

…というのも、この映画、当時始まったパンデミックの影響で劇場公開されなかったのです。
ドニー・イェンやジェット・リーが出ていることから本格アクションが期待できそう❗️と観に行く気マンマンだったのですが、観れなくなって😢
延期ではなく、劇場公開を止めDisney+での配信となったのです。けっこう反発ありました。そしてDisney+料金 + 映画代金 みたいな感じでとてもお高く、わざわざ観る気にはなれませんでした。
面白そうだったんですけとね…💦
でも、その二重に取るような料金設定や、その他いろいろで中国からも他の国々からも、と世界中で非難された映画でもあります😅
それで余計観る気が失せて…
その理由は後程。

私はディズニーアニメ版を観ていませんが、男装のムーランの話は知っていて興味はありました。当時クリスティーナ・アギレラが歌う挿入歌「リフレクション」も良かったし。(今作では主題歌として入っています❗️)

元々は中国の北魏頃の伝説❓️物語❓️で、父親の代わりに男装して兵として戦うムーラン(花木蘭)を主人公とした話です。
この映画では、どの国とか時代とかは設定していないようです。架空の国❓️

私は通俗歴史小説「隋唐演義」同様に時代背景を隋末から唐代初期とした田中芳樹先生原作、秋乃茉莉先生の漫画「風よ、万里を翔けよ」が好きでしたので、そんな感じかな~と期待❣️

 ※この話に出てくる実在の人物沈光がカッコ良くて好きでした💓


ま、映画はもっとアクション寄りでした😅

そりゃそうか。ドニー・イェンにジェット・リー出てるし。


🐉主人公のムーラン。
子供の頃から男勝りでお転婆です。(もはや死語❓️)。いつも騒動を起こします。
父に鍛えられていて武道の心得があり、女なのに「気」を使えるから隠すよう言われます。
変な化粧して見合いさせられそうになりますが、怪我をしている父に変わって男装し、徴兵に応じます。
徴兵に行ってみたらこんな部隊。
皇帝を守るために訓練を受ける日々。
むさ苦しそう💦って思いますが、実はファ・ジュ(ムーラン)が一番臭い、という…
仲間はクリケット、ヤオ、ポー、リンなど。
それぞれ個性があっていいヤツ達です。

⚔️その中でも、特にファ・ジュと絆を深めるのがホン・フイです。演じるはヨソン・アン。
最初は犬猿の仲ですが(ムーランがケンカ吹っ掛けてる)、だんだん認めあいます。
なかなかカッコいい✨

⚔️そして、その部隊の上司がドニー・イェン演じるタン司令官なのです。
思ってたほど、彼のアクションシーンはなくて残念ですが、キレのある動き❗️

🐉そして皇帝をジェット・リーが❗️
最初、彼とわからなかったです。…が「皇帝つえ〰️😱」ってシーンがあって、やっぱ彼だ❗️と。
年取ったなぁ~、リー・リン・チェン😅
(※私は『阿羅漢』が大好き💕)
しかし、ジェット・リーは一時病気でカンフーが出来ず苦しい時期があったそうです。
この映画では少しだけですが、アクションを披露してくれてるのが嬉しい❗️

👹そして悪役カーン。ジェイソン・スコット・リーです。彼の名もよく耳にします。
見るからに人相悪い。

🦅そしてそんなカーンにこき使われる魔女 シュンニャンをコン・リーが演じています。
香港映画でお馴染みの演技の上手い美女。
ハヤブサに変身できます。
不憫なところもありますが、よくわからない役どころ。コン・リーが妖艶に演じてます。

まあ、わかりやすいストーリーで、アクションもあり、楽しめます。
ムーラン大活躍だし🎵
最初、あまり可愛くないな、と思っていたムーランが、いきなり美しくなります。
そして、カッコいい✨
覚悟を決めた人間って、美しく、強い❗️

演じたリウ・イーフェイ。
ゴージャスで可愛い❗️アクションも頑張っていたのに…
リウさんは、この時期にあった「逃亡犯条例」改正案に対する香港抗議デモの件で、現地警察を支持する発言をしちゃいます。
これには香港、一部の中国含め世界からも非難の声が。
それ以外にも中国では、「時代考証がヘン」とか、「史実と符号しない描写が多すぎる」「西洋人の思い描いた陳腐な中華文化」と酷評。
それ、わかります❗️
日本を描く時も、色々ごっちゃだったり、時代めちゃめちゃだったり、ヘンですもん😅
ま、ファンタジーなんですよね。

また、ディズニーファンからも、「こんなのムーランじゃない」と言われたとか…アニメの要素あまりなかったらしいです。ま、顕著なのはミュージカルシーンがなかったこと。
ま、これはいきなり歌う方が違和感あるもの😅

そしてこの映画、新疆ウイグル自治区でロケをしたようなのですが、新疆ウイグル自治区をめぐっては、中国政府がイスラム教徒のウイグル人を迫害しているとして国際的に批判が活発に出ていた時期でもありました。
…にも、関わらずエンドロールでは新疆ウイグル自治区政府の治安機関に謝意を表明している、として炎上しました🔥

…と世界中あちこちから総スカン状態の映画となったのです。
そんな問題もあったので、観る気も失せた映画だったのですが……観ちゃいました😓
結構楽しんだのですが、香港の抗議デモの件、新疆ウイグル自治区の件は忘れちゃいけないな、と思います。
ディズニー、いろんなものに寛容なフリだけして、ポリコレ押し付けて❗️強いもんに屈して、もうかったら何でもいいのかよ☀️って。

父 ファ・ズ―の剣に刻まれたせっかくの三文字が泣くよ😢⤵️⤵️


アニメ版、そして中国で作られた版もいくつかあるようなので観てみたいです。