街中へ出たついでに映画を2本鑑賞してきました😃(その後、別の映画館でのライヴ上映もみたりして)
2本とも良作で良かったです🥰

先ず、1本目をご紹介。
アキ・カウリスマキ監督の『枯れ葉』です。
なんか勝手に、老夫婦とかの悲哀を感じる映画なのかと思い、暗い気分になりそうで避けていました。が、どうも妙齢の男女のすれ違いのラブストーリー、とのことで観てみることにしました。

舞台はフィンランドの首都 ヘルシンキ。
これがヘルシンキ❗️❓️
日本映画『かもめ食堂』の舞台の清潔感のあるさっぱりした都会と同じ街とは思えない。
ま、下町、の方なのでしょうか❓️
でも町中のカラフルな色使いは北欧っぽい気がしました。服装やお店や小物などが。

🍁主人公アンサ
(アルマ・ポウスティ)
未だ観ていませんがムーミンの作者を描いた映画『TMVE/トーベ』で主演の方です。
なんか年いったブリジット・ジョーンズって感じでした。
気難しそうで暗そうで、あまり笑わない。
…と思ってましたが、犬や浮浪者に優しかったり、好い人。
働き口に恵まれず、苦労しています。
部屋はシンプルだけど!カラフルで可愛い。

🍁もう一人の主人公 ホラッパ(名字❓️)
(ユッシ・ヴァタネン)フィンランドで最も有名な俳優の一人だそうです。
ライアン・ゴズリングとリース・エヴァンスを足したような雰囲気。長身で。
割りと好みのTYPE。しかし…
タバコを吸うだけじゃなく、アル中です💦
その為、仕事をクビになったりして…
禁煙❗️と書かれた場所でもタバコ吸うし…
ここって作業場だし、色んなモンあって危険なのでは❗️❓️とハラハラしました。

🍂そんな二人が、それぞれの友だちと行ったカラオケバーで出逢い、恋をして引かれあうのですが、すれ違い…
やっと会えた❗️と思っても名前や連絡先も知らないままだったり…
え、これ現代の話ですよね❗️❓️
携帯もってるよね❗️❓️
ま、そんなのに頼らず、運命にまかせて、という意味なのでしょうか❓️
じれったくなります。
ま、それがいいのでしょうけど。
同じ町でもなかなか会えなかったり。
前に会った処に行って待ち伏せしてみたり。
レトロです。

🍂それぞれの友だちがいい感じです。

同じスーパーに勤めていたリーサ。(ヌップ・コイヴ)
彼女も一緒に辞めたんだよねぇ❓️ま、彼女は店員とか色々できそうですが。
※この場面、確か「ブエノスアイレス」とかいう喫茶店だったと思うけど、寿司のマドラーに折り紙があったりと、なんか日本的。

そしてホラッパの元同僚のフオタリ(ヤンネ・ヒューティアイネン)
強面だけど、可愛いところもあり、いい奴です。この裏がチェックのジャケットもいい❣️

他、一緒にスーパー経営者に抗議してくれたオバチャンとか、結局ちょっと割引してくれたネットカフェの店員とか、病院の看護師さんとか少し好い人がでてきたり。
生きづらそうな日常ですが、最悪ではないのかな、と思ってしまいます。

🍃あと、スーパーの従業員ロッカーがカラフルで驚きました。グリーンとオレンジっぽい色だったかな。そしてロッカーの表側にフックが着いてて便利そう❗️
日本のロッカーってグレイとかベージュなのは、誰でも受け入れ易い色だからかな、と。だって、オレンジとかグリーンとかブルーとか嫌いな人もいるかも。
この発想が日本人的なのかなぁ、なんて。

🍂やたらとラジオでロシアのウクライナへの攻撃のニュースが流れる。
聴いてて気が滅入るニュースが延々と。
ここはやはりヨーロッパで近くの出来事だから、当たり前のようにウクライナ情勢がニュースで流れるのでしょう。
そしてロシアと隣合わせのフィンランドの監督だからこそ、ウクライナの危機は他人事ではないと感じているのだと思います。

🍁所々に流れる音楽、マンボだったり、ロックだったり、ポップス、クラシックもあり。楽しめました。

🍁観に行った映画も笑えた❗️
ポスターが行く度に違っていた。昔の作品を上映しているのかな。日本でも昔の作品ばかりを上映する映画館があってもいいのになぁ。

🍃ワンちゃんのチャップリンがかわいい🎀
演じた犬は(アルマ)
普通にバスに乗れるのが凄いと思った。

🍁孤独な二人が依存ではなく、少しずつ距離を縮める過程が良かったです。

ささやかな幸せを感じました💕

見終わって、まだまだ希望を失わんとこ~☀️なんて思っちゃいました😅

この映画の後に観た映画では、両隣にメンズ。
片方は長身で黒レザージャケットの方だったので、思わず おっ❗️と思ってしまいました。
ま、近すぎて顔みたりはしてないけど…
…現実は こんなモンです💦