先日 久しぶりに映画館へ観に行った映画。

最近寒くて、つい行きそびれてしまいます。

広島はまだ雪が降ったり止んだりしてました。


この時は『ショータイム❗️』を鑑賞。

情報があがっていた時期より、観たい❗️と思っていた映画です。一週間限定上映💦

フランスの映画です。


あらすじは、閉鎖寸前の牧場主が、いちかばちかで農場でキャバレーを始める❗️

その起死回生の物語。

その話は実話だそうです。


3代続いた農場を手放さなければならなくなりそうなダヴィッド。猶予は2ヶ月。その交渉の帰りに町のキャバレーでみたボニーをスカウトし、農場でやるショータイムの企画監督をお願いする。


本来キャバレーは、日本のオジサンが鼻の下伸ばしに行くようなものではなくて、ムーラン・ルージュのような華やかなパフォーマンスが繰り広げられる劇場。

果たしてショーは成功するのか❗️❓️


まあ、想像できるストーリーだと思います。

フランスのアットホーム映画、という感じ。

メインはダヴィッド&ボニー

その他、個性的な登場人物が出てきてきます。



ダヴィッドの家族や親友たちに、集めてきたパフォーマー。

時にぶつかり合いながらも、ショータイムへ向けて皆がひとつになっていきます。

…が、じつは一丸ではなかった😨


ショータイム開催まで、ハラハラしながら、観てしまいます。

ボニーの鬼コーチぶりも面白いです。

やるからには厳しく❗️プロです。


ショー開催までの過程で、色々な人たちの恋愛模様もみれたり。

冴えないオジサン、ダヴィッドですが…

少しずつボニーと打ち解けあったり。

それに嫉妬したりもするダヴィッド元妻。その後のボニーとの関係もよし❗️

それ以外でも…思わぬところで。

🤡少しネタバレあり感想🤡


🤡牛の出産シーンは凄かったです。

しかし、唐突で、牧場が舞台だから、取って付けたように…なんて少し思ってしまいました。

…が、原作者のダヴィッドはこのシーンがお気にいりのよう。必要なシーンと考えているようです。感動的ではあります。

町のパフォーマーたちが農場の意義を知る、というか 自然、酪農、神が創りしものに感謝できるシーンです。

出産間近の雌牛。この牛は以前、流産しています。それをダヴィッドが優しく勇気づけます。
今まで新しい事に挑戦しては失敗してきたダヴィッドだからこそ、心から雌牛を応援してあげれるのでしょうか。一緒に頑張ろう❗️と。

🤡3代続いた農場って、よく考えたらそんなに護ろうもしなくても…ってハタからみたら思ってしまいます。世の中、もっと続いている老舗とかあるし。
でも、命を育んでいる農場だからこそ、繋げていくことが大切なのかと。
実際のダヴィッドは、農業専門学校の運営責任者の職を辞してまで、酪農農家を継ぎました。ダヴィッドの実家の農場がその地域、最後の農場となっていたからです。
家族は大反対、村の人たちには愚か者と呼ばれたそうです。
それでも彼は農場を継ぎ、農業、小売店、キャバレーと3つの仕事で経営していくことにします。
現在も農業は赤字ですが、「ファーマーズ・キャバレー」と小売店のおかげで、なんとか経営ができているようです。
彼は農業を続けていくために新しい分野に挑戦し、成功したのです❗️
しかし、一時は首を吊ろうとしたこともあったとか。
努力とひらめきと信念で、なんとか突破できたよう。学びがあります。

🤡ダヴィッドのお祖父さんがなんとも理解し難い💦「絶対農場を死守せよ〰️😱」って感じだったのに、「キャバレーなんて死んでもイヤダ❗️」みたいな。解らんでもないんですが、ちょっとダヴィッドを困らせ過ぎ❗️だから亡くなったダヴィッドのお父さんや今も農場を支えるお母さんは苦労してきたんだろうな。

🤡パフォーマー達の中の手品師の女の子。
ろうあ だからこそ、表情だったり仕草だったりから「伝えよう❗️」とするものがわかります。
そして彼女はとてもキュートです。
あと、姉妹に、謎の催眠術師のオジサン、女装の歌手、と出てきます。
中でも女装のドミニクの歌は素敵でした❗️(口パクだと思うけど)
フランスの国民的歌手ダリダの歌。

🤡強いて言えば、ボニーのパフォーマンスがもっと見たかった〰️❗️最初のリボンを使ったパフォーマンスが凄すぎて…あとが寂しい😢
ポールのも良かったけど…もっと、最後も色々見たかったです。
ま、パフォーマンスよりも、ステージを作り上げたその過程に重きを置いているので仕方ないか。

🤡2010年以来、フランスでは1日27軒の農場が消滅しており、その1/3が飼育農家だそうです。
フランスって農業大国のイメージだったので意外に思いました。
そして恐ろしい事に、毎年350人以上の農家の方が自殺しているそうです。ほぼ1日に一人です。そんなに❗️❓️😰

跡継ぎがいないことや、原材料価格の上昇、法律改正など色々な要因から農場を続けていくことが難しくなってきているのかと。
今まで日曜日はスーパーマーケットは営業していなかったが、2015年に営業許可がでる。その事から郊外の農場へ買い物に来てくれていたお客が減ったりもしたそうです。

最近もフランスで農家のデモが起きていたかと思う。(ちょうど今、トラクターで高速道路を閉鎖するデモのニュースを見た😨)
フランスだけでなく、ドイツやオランダとかでも農家のデモをやっている。
日本も同じ問題を抱えている。
こういった農家への援助ではなく、食用昆虫の開発に援助しているって、政府もどうかしているわ。
食を護るって簡単ではない。
私は自分で作ったりはようしないけど、せめてスーパーで美味しい地元の野菜やお肉やお魚を買って帰り、美味しい料理をつくろう❗️🍳🔪と思いました。


【らでぃっしゅぼーや】有機野菜・無添加食品の宅配ネットスーパー

 

 

 

しかし、食を護るべき政府が、どんどん農家を減少させているって…

世界あちこちで起こっている農場の火災とか、鳥インフルエンザなど疫病の蔓延など…

陰謀論と言われていますが、世界を食糧危機に陥れようとする動きがあるのか、と思ってしまいます😅