映画『ナポレオン』以降、…ナポレオン関係

 に、はまってしまっています😓

好きとかじゃなく、調べずにはいられない、というか…😅


池田理代子先生の「栄光のナポレオン(エロイカ)」の次は、いがらしゆみこ先生の「薔薇のジョゼフィーヌ」を読みました✨

全四巻です。

10年程前に、プリンセスGOLDで連載されていた漫画です。
原作は落合薫先生。

「キャンディ♥️キャンディ」「ジョージィ❗️」などの いがらしゆみこ先生です。
あれから何十年も立ちますが、絵はそれ程変わらず❗️凄い事です❗️

私は、いがらしゆみこ先生の作品では「キャンディ♥️キャンディ」の他、「メイミーエンジェル」「ころんでポックル」「ティム♥️ティム♥️サーカス」などが大好きでした❣️
"なかよし" 全盛期の頃の読者ですしね🥰

いがらしゆみこ先生の絵は、可愛いらしくて、愛嬌があって、ハツラツとしていて、元気がでます☺️
そして、この「薔薇のジョゼフィーヌ」の主人公は、当然、ナポレオンの妻 ジョゼフィーヌなのですが、可愛らしさ全開です🌹

こんなに画風が変わらない漫画家も珍しいのでは❗️❓️

少女時代のジョゼフィーヌから始まります。当時の名前はローズでした。(ジョゼフィーヌはナポレオンがつけた名前)
彼女が育ったのは、フランス領のマルチニーク島。カリブ海の島で、フランスからは航海で2ヶ月かかる島だったようです。
そんな遠島の出身とは知らなかった❗️
だからジョゼフィーヌは、たくましいのですかね❗️❓️
天真爛漫で、2人の妹たちや従姉妹エイメ、周りの人達と仲良く暮らしています。

そこから、縁あってパリへお嫁にきて…
最初の夫、アレクサンドル・ボアルネ侯爵。最初は、酷いやつなんです。既に愛人がいて。
しかし、当時の貴族として、そして軍人として、それほど間違っていたわけじゃなく、後半からは、いいやつでもありました。
いがらしゆみこ先生は、彼を社交的で、ダンスや剣術に長けた誇りある軍人で、美男子に描きます。
あまり、知らなかった(興味なかった💦)アレクサンドル・ボアルネですが、魅力的です。

そして、その美男子でエレガントな旦那とは対極的なのがナポレオンなんです。

この漫画のジョゼフィーヌは、元気ハツラツで、お人好しです😅❗️時々、甘ったれで。
周りの人に親切で、真っ直ぐです。
浮気もん ではなく、ただ、ただエレガンスでコケティッシュで魅力的なジョゼフィーヌです。
そんな彼女が、ナポレオンと愛し合うようになります。

最初から最後まで、こんなジョゼフィーヌを影ながら見守るのがアガトくん です。
カッコいい 黒髪男子。
実は彼は、ジョゼフィーヌの異母弟なんです。

パリでは、表面では優しいけど、影では酷い貴族とか、ジョゼフィーヌにエレガンスを身に付けさせる人達とか、革命に燃える庶民とか、いろんな人との出会いがあって、面白いです。
アガトにも、貴族のお嬢様や、コックの仲間、商人、サン=ジュストなど、様々な出会いが。
彼も影ながら活躍します。

そして、ナポレオンが皇帝になり、ジョゼフィーヌが皇后になるまでに。

あくまでも、ジョゼフィーヌが主役なので、離婚後のナポレオンの失脚はさらっとしか描かれていません。
皇后になるまで、がメインかもしれません。

ジョゼフィーヌが、いかにして、島からパリに出て来て、2人の子供を持ちながら革命を乗り切り、サロンの女神となり、そして、ナポレオンの妻として、国民の母となったか。

若い頃からの話、特にあの 占い師に「将来は王妃より高い地位につく」と言われた話や、従姉妹のエイメの話(海賊にとらえられ、トルコへ売られ、スルタンの寵姫となり、母后となった❗️🌹)など、ジョゼフィーヌのエピソードが てんこ盛りで嬉しいです❣️

あと、革命でバスティーユ牢獄に囚われていた際、ギロチンを覚悟してテレジア(後のタリアン、バラスの愛人)と共に髪をバッサリ切ったエピソード❗️
映画『ナポレオン』で、初登場のジョゼフィーヌが散切り頭だったのが納得です😀

マルメゾンを愛し、薔薇を愛して、ル・ドゥーテに沢山の薔薇の絵を描かせて🌹

魅力的な女性だったと思います🌹

ロベスピエールと共に、サン=ジュストもかっこ良く出てくるのですが、私の好きなタイプのサン=ジュストではなかったです😅
冷酷そうではありましたが…
もっと美青年にして欲しかった💦
いがらしゆみこ先生の作品で、悪役として登場するタイプの顔でした😅
美形ではあるんですけどね…

サン=ジュストのイメージが、池田理代子先生の「ベルサイユのばら」だったもので…
あと、木原敏江先生の「杖と翼」にも出ていましたよね。キラキラしてた✨
池田理代子先生にロベスピエールやサン=ジュストの話を描いて欲しいなぁ😃




当分、フランス革命からナポレオン熱が冷めそうにありません😅