ハロウィン🎃ということで、

日本版 あやかしです😅


波津彬子(ハツアキコ)先生の新刊「あらあらかしこ」の紹介です☺️

月刊FLOWERSで2、3ヶ月毎ぐらいで連載されています。

"あらあらかしこ"とは女性が書く手紙の最後につけることばです。

今どきは、そんな人少ないと思います。そして手紙自体書送る人が少ないかも💦


昔、祖母が一人暮らしの私宛によく手紙や、葉書を送ってくれてたのを思い出しました。

他愛のない話題だったと思います。

懐かしい🥲

今は父が時々送ってくれています。



波津彬子先生の漫画は絵が淡白だけど繊細で美しく、ストーリーは不思議です。そしてクスッと笑える所も多い。


私が好きなのは

 ※着物にまつわる 不思議なお話。猫 沢山出てきます🐈‍⬛6巻まで。


 ※不思議話、幽霊好きの英国お嬢様の話。3巻まで。


 ※英国紳士と謎の女性の話。大きな猫😅が登場❗️2巻まで。


波津先生は 猫好きのようで、描かれる猫も可愛いらしいです🐈‍⬛🐈️

今回の「あらあらかしこ」にも、櫨染(ろぜん)さん、という大きめの猫が登場します。

私は猫飼ったことはありませんが、猫ってこんなことしそう、っていう動きです。

いきなり膝に乗ってきたり、じ〰️っと見つめたり、後ろからトンっと押してきたり。


ストーリーは明治末~大正時代❓️

文豪作家の高村紫汞先生の家へ書生として住まわせてもらい、家事をするの青年が主人公。

深山杏之助くんです。

先生は届いた謎の手紙の文をいれた随筆を書いていて、深山くんに清書を頼むのですが、その話というのが全国各地の不思議な話なんです。


奈良の猫坂、金沢の天狗、上越の狸、弘前の幽霊など不思議な話がいっぱい。

どうも女性からのようで、全国旅をしているようです。

その手紙の末尾に "あらあらかしこ" とあるのです。


作家先生も不思議なんですが、主人公❓️の書生くん色々も謎なんです。
出自不明、というか家出でもしてきているのか…❓️
育ちがいいようで、家事もできなかったのを前お手伝いの藤さんというお婆さんに、厳しく教わって、今では出来るようになりました。

あと、先生の学生時代からの友人で編集者の塩屋さんも好きです。
どうも下まつ毛あるヤツが好きみたい🥰

次回の話も楽しみです✨

波津彬子先生は金沢出身、在住とのこと。
金沢はまあ、曇り空が多いといわれ😅
でも、イギリスの気候のようだ、とも聞いたことあります。
曇りがかった中での色彩(山や緑や花や)が、イギリスの景色と合間って、なのか、イギリスブランドの独特な色彩も映えているように思えました。
なので、波津先生の作品は英国ものが多いのかな❓️なんて勝手に想像。
私が金沢に住んでいた頃、接点があったのかもしれませんね😅
今、原画展を金沢で開催されているみたい。
遠いし、今年5月に行ったばかりなので行けませんが、機会があれば観てみたいです✨