23日迄だったので最終日に観に行きました。前夜ラスト1席残ってたのを予約できたし⭐️

※このローズの取って付けたような髪の毛(流れてる方)の合成が不評のようです。不自然すぎる。

同僚女子が好きみたいで、話きいてたら観に行きたくなってきたので、もう一本の映画みた後にいくことにしました。

若いのに珍しい❗️って思ったんだけど、家にビデオがあって(お母さんとかがファン❓️)、何回も観ているようです。なんとその子か生まれた年なんだって😱そうか25周年ってなってたわ。わたしゃ もう働いていたよ~。年齢差に今更ながら驚きです。しかしジャックの魅力は世代を問わず❗️です🥰


もう有名過ぎる映画です。最近の若者は知らないらしい、ときいてビックリでしたが、今、若者にもきているようです。25年前の大ブーム時も観に行きました。今回、久々に大画面で、しかもIMAXで観れて良かったです〰️。音響も映像も迫力あった。3Dはあんま関係なかったけど(元々その撮影ではないし)、しかし25年前の最先端の技術を屈指して撮られた映画なんだな~と改めて感じました。

ストーリーも色褪せないし💕

冒頭と最後の現代シーンとエピローグを除くと2時間40分で構成されており、これはタイタニック号が氷山に衝突してから完全に沈むまでの時間だそうです。タイタニック号の中なども忠実に再現し、実際に搭乗していた人達も多数登場します。※駄洒落ではありません💦

昔からカップルで観に行く人も多かったな~。しかしあんなジャックみたいな彼氏をみたら、男性陣はハードル上がるだろうなぁ…😦なんて。

前半はレオ様にドキドキ😍💓、後半はパニック映画的な展開にどきどき😨😰😱痛そうだし。

タイタニック号の悲劇を取り扱う映画や物語は色々ありますが、大迫力で一人一人の人間の生き方にも焦点をあてた素晴らしい映画です。

もちろんラブストーリーとしても秀逸です。

映画史に残るベストカップルともいえるレオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレット演じるジャックとローズ🌹

華奢なレオ様に比べてたくましいローズ、という感じだったけど、久々観たらウエストめちゃ細いじゃないですか。ケイト・ウィンスレット、元々 好きな女優さんでしたが、凄く美しいです✨
この時のデュカプリオは青年というより少年のよう。でもジャックの思考はめちゃくちゃ大人で、そのギャップもまた魅力です❣️
タイタニック後、ずーっと親友である2人が好きです。ケイトの結婚式でレオがバージンロードをエスコートしたり、最近ではデュカプリオが念願のオスカーを獲得した際にケイトがめちゃくちゃ喜んでいたのが印象的💕

以前はラブストーリー、というよりスペクタクル映画であり群像劇として観ていた。あの最後まで船にいた楽団員や神父や老夫婦が実話だということで、色んな登場人物に興味がありました。

⛴️キャシー・ベイツ演じるマーガレット(モリー)・ブラウン    アメリカの新興富豪。
今回みて気づいたのですが、息子へのお土産❓️のスーツをジャックに貸してくれたのですね。息子の服、というのは知ってましたが綺麗なボックスから出された新品のタキシード✨これを見ず知らずの青年に貸してくれるなんて太っ腹〰️というか、人間として真の価値をわかっている行いだと思います。
救命ボートで助けに戻ることを主張し「あなたのご主人があの中にいるかもしれないのよ❗️」という台詞に泣きそうになります。事実でも救命を指示し、救助後も女性陣の中でリーダーシップを発揮したそうです。
船内の教会で聖歌を歌うシーンで声がいい❗️私はキャシー・ベイツ主演の『夢見る頃を過ぎても』という映画が大好きなのですが、ここでも彼女の美声が聞けます🎶

⛴️バーナード・ヒル演じるエドワード・スミス船長 
最後まで艦と共にするのが印象的でした。
他の乗組員達が必死に自分の役割を遂行する中、呆然とだけしているようなとこに少し不満も。しかしベテランとしての判断が裏目にでたり、最後の航海がこんなになっちゃって呆然とするしかないか。
その分、同じバーナード・ヒル演じる『ロード・オブ・ザ・リング』のセオデン王が格好よかったのでえっか。

他のクルー達も格好いいです✨


※前列の方々はお亡くなりになり、後列の方々は生還したようです。

⛴️私が特に気になるのは彼。
一等航海士のウィリアム・マードック
演じているユアン・スチュワートは007のボンド候補になったこともあるそうです。
上司のヘンリー・ワイルドに敬礼して死んでしまうとこ、ただ ただ 哀しい。
これについては公開後に遺族から抗議がでたようです。実際の彼は最後まで誠実に乗客避難を行っていたと多数の目撃情報もあるので。当然 賄賂もらったりもしてないし。
しかし「上級船員の一人が頭に銃をあて引き金をひくのをみた」という目撃証言もあり、それと結びつけられたのかもしれません。(ワイルドかマードックか、と言われている)

⛴️救命にボートで戻るハロルド・ロウ五等航海士
私の好きなヨアン・グリフィズです🥰

⛴️そして設計士のトーマス・アンドリュース(ヴィクター・ガーバー)
信じたくないだろうに冷静に沈没するまでの時間を計算したり、沈む前に時計を正しい時間にセットしていたのが印象的。実際の彼も必死に救命ボートに沢山乗せるよう指示し、浮くデッキチェアなどを海に投げ込んだりしていたそうです。

⛴️楽団員たち     沈没寸前まで演奏をしていた為、全員亡くなられたそうです。
バンドマスターでバイオリン奏者のウォレス・ハートリーはバイオリンを身体に巻き付けた状態で遺体が発見されました。このバイオリンは婚約者からの贈り物だったそうです😢

他にも最後まで電気を供給しようと持ち場に留まった機関士たち(全員死亡)や、お客を誘導したクルー達、女性や子供優先で席を譲った紳士達、主人と共にする人達など沢山お亡くなりに。

こんな風に職務を全うしたり、最期の瞬間まで自分らしく誇りをもって生きた方達に心震えます。


⛴️事実、大富豪 ベンジャミン・グッゲンハイムは妻への手紙を生存者へ託し、愛人、そのメイドを救命ボートに乗せ、「紳士たるもの死ぬときも品格を失いたくない」と夜会服に着替えてブランデーに葉巻を嗜みながら従者、運転士と波にのまれたようです。

付き合わされる従者がかわいそう、とも思いましたが、従者も「最期までお供します✨」という心境なんだろうかと。

⛴️そして一番心に残った抱き合って眠りにつくように波にのまれる老夫婦。
イジドー&アイダ・ストラウス夫妻。当時世界最大といわれた百貨店メイシーズの経営者。女子供優先でイジドーがボートに乗れない(もしくは乗らない)なら、と。妻 アイダは決して夫と離れないと覚悟を決めたようです。そしてメイドに暖をとれるようミンクのコートを渡したとか。

こんな事故や災害、戦争などの極限の事態に後に自分に恥ずかしくない行動がとれるだろうか❓️最期まで勇気を持って自分らしく生きられるだろうか❓️考えさせられます。

常日頃から自分に恥ずかしくない自分でいたいです。

もちろん、生き残ろうとすることも大切です。

ジャックの友人ファブリッツァオも生き残るために、銃で打たれたトミーの亡骸から救命胴衣を外して着てたし。そして必死でボートを降ろす為に率先してロープを切っていた。(残念ながら倒れた煙突の下になったけど)

船尾で他の人達がずり落ちていくのをみながら、正気を保つ為にアルコール飲むパン職人。(彼は生還できたようです)

皆、それぞれが必死。

もちろんジャックとローズも。

そしてジャックのお陰でローズは元気に自分らしく目一杯生きられた✨

部屋に持ち込まれた沢山のフォトフレームの写真からそれがわかる。飛行機に乗ったり、馬だって男乗りしてる❗️

とにかく最後まで諦めず生き抜く❗️最愛の人にこれを約束させられたら辛いこともあるだろうけど精一杯 生きざるを得ません。

『ラスト・オブ・モヒカン』のダニエル・デイ・ルイスもコーラ(ヒロインの役名)に、どんなことがあっても生き延びろ❗️って言ってたし。

がん再発の治療の中で、生きていくことに弱音をはきそうな最近の私だったのですが、いかん、と反省しました。

勝手に赤の他人のジャックに諦めず生き抜くことを誓いそうになりましたし😅


ラストは…
これは純白のウェディングドレスでジャックに迎えられる。「よく頑張って生きたね❗️」という感じで。タキシードではなくありのままの姿のジャックが格好いい。
他の亡くなった方達からも祝福の拍手で迎えられる。ここで一気にぶわ~っときました。みんないるよ〰️😭
そしてこれはどちらでもとれる終わり方。
ローズは人生を全うしたのか、それともただの夢か。
以前もブログでかきましたが、職場でこの論争が起きてほとんどがローズはあのまま亡くなった、と解釈していたのですが、年上の女性一人が「ローズはそんなタマじゃない。」「彼女は図太いからまだまだ生きる」って言ってました😅
どちらにしてもあっぱれです✨
そして最高のラブストーリーだと改めて思います🌹

アイリッシュな音楽が好きでサントラはもってたけど、今回でBlu-ray欲しくなりました。 

 


 サブサントラ的なもの。確かこっちに三等船内でのダンスシーンのアイリッシュな音楽が入っていたと思います。

 

  

 

 

 

⛴️あとローズ婚約者キャル(ビリー・ゼイン)

皆さんの感想の中で、「久々にみたらキャルに同情した」「ピストル持って追いかけて当然」なんて意見もありました。
…が、やはりパワハラ、モラハラな奴は嫌だ❗️女性に手を上げるなんてサイテー。男女平等と言われる世の中ですが、基本、女子供老人を殴る奴は信用出来ません。(中には自分より強い場合もありますが…)自分より弱い(体力的に)ものを虐げるのは許せないから。
役者のビリー・ゼインさんは好きです✨