今日は先ず大好きな『ロード・オブ・ザ・リング /王の帰還 IMAX』202分上映を観、その後、少し休んでインド映画の『RRR』179分を観ました😅1日中 映画漬けです❗️

昔『ムトゥ 踊るマハラジャ』を観て以来、わりと好きなインド映画。でも映画館では『バーフバリ 王の凱旋』以来かな。その『バーフバリ』の監督の映画なんです。https://youtu.be/c8wjdKMst18S.S.ラージャマウリ監督!映画『RRR』本予告2022年インド映画世界興収No.1!インド歴代興収第3位!(2022年8月時点/Box Office Mojo調べ) 『バーフバリ』シリーズを超えて創造神S.S.ラージャマウリ監督の新たな伝説が幕を開ける!✨ チャンネル登録はこちら: http://bit.ly/JPSubWCN💥CHECK OUT OUR ...リンクyoutu.beバイオレンスシーンが苦手なもので、今回も止めとこうかとも思ったのですが…よく読ませていただいている方のブログを読み、面白そうだったので、やはり観ることにしました😃
…で感想。面白かった🎵
直前観た『ロード・オブ・ザ・リング』が最終章だったんで上映後に少し しんみりしてたのですが、ぶっ飛んだ❗️

流石✨インド映画🎬️楽しませてくれます🎵

主人公は二人。
「野性を秘めた男」 N・T・ラーマ・ラオJr.が演じるビームと…

「内なる怒りを燃やす男」 ラーム・チャラン演じるラーマ✨
※彼はこのラージャ・マウリ監督の作品『マガディーラ』の主演のよう。録画したままで観てなかったので観なきゃ❗️
舞台は1920年のイギリス植民地時代のインド。

ビームは山奥の方の部族。そこへ狩りにきていたイギリス人総督スコットの奥さんに妹マッリが気に入られて、連れて行かれてしまう。しかもお母さんにも酷い仕打ちされる。許せねぇ❗️

一方のラーマはデリーでイギリス統治下での警察官をしているのですが、一人で民衆の暴動をおさめる(かなりびっくりした❗️)など超人的な活躍をする。出世することにやっきになっているようですが、それには隠れた目的があって…

そんな二人が運命か、なぜか阿吽の呼吸で、子供を救ったことから意気投合❗️
田舎育ちで不器用なビームを助けてやるラーマ。ビームは彼を「兄貴」と呼び慕う。
兄貴はビームが惚れたイギリス人の彼女への橋渡しもしてくれたり(兄貴は英語が話せる)、パーティーにもスーツを貸してくれておめかししてくれてついてきてくれるいい奴❗️わざと負けてあげるなど、ここで私は童話「泣いた赤鬼」の青鬼を思いました😢

今、思うと、田舎育ちのビームが機械工をしていることからかバイクに乗り、ライフルなどの銃の扱いにもたけたラーマが乗馬が得意なんですよね😃不思議な気もするけど妙に納得。それぞれが格好いいし。(きっとそれぞれの得意なものなんだと思うけど…)

二人の壮絶な過去とか、拷問シーンとか、やはり目を被いたくなるとこはあったのですが、それ以上に爽快さの方が勝ってしまった❗️

3時間、飽きることなく楽しめました。うっかり直前までのんびりしててトイレ行くのを忘れてた私は、ま、普段は途中行くことはないけど、最悪、抜けて行ったらええか、ぐらい気軽に思ってました。が、全然そんな隙も無く、そんな気にもならなかった。周りの人も、声だして笑ったり泣いたりリラックスしてたよう。思ったより人も多かったし。
そういえば、少し前 映画館で この『RRR』の予告編を観て既に吹き出してる人みたな〰️「あり得ねぇ~」って感じで😅
でも、力業であり得る感じにしてくれる映画です❗️
そして、私はラーマが好き❣️と 思ってしまいました。さっきの「青鬼みたい」もそうなんだけど、とにかく格好いい❗️ぱっと見、トルコの英雄ケマル・パシャみたいでそう思ってしまった😍(社会の教科書で一番最初に格好いい❣️と思った人♥)初登場シーンでは、無謀すぎて、「あ、これはもう一人の主役のお父さんの物語なんだ」と思ってみてました。(お父さんは別のシーンでしたね)
本も沢山読むインテリだし、オシャレだし。そして、信念があって、格好いい兄貴なんです💗炎の人なんです🔥

一方のビームも純朴だけど、とてつもない強さがあって凄いです。初登場シーンでは森の中でパンツ一丁で沐浴中❓️「いきなり何を見さされるんだ❗️❓️」と思いましたよ😅 で、「このおじさんが主役❓️」と。しかし段々かっこよく感じてくる。愛嬌もあるし、歌も上手い⤴️
そして 途中では殉教者 キリストっぽかったし。磔のような感じのシーンで血が流れて…😰(少し『ベン・ハー』を思い出した)
彼は激しくも穏やかにもなれる水の人🌊
元々、この二人にはモデルとなった革命家がいるようです。時代は違うので会うことはなかったでしょうが…
一人は偉大な独立運動家。A・ラーマ・ラージュ。武器をとってゲリラ活動をしていたようです。そして、もう一人はこの映画のビームと同じくゴーンド族の英雄といわれたコムラム・ビーム。
インドは長い長いイギリス支配後に1947年にやっと独立するのです。
昔、手塚治虫先生監修「漫画 世界の歴史」で「セポイの反乱」や「ラクシュミー・バーイの乱」の事、それらがマハトマ・ガンジーへ続くインド独立運動へと続いたのだと知りました。しかし、もっともっと沢山の反乱の繰り返しがあったからこそ、だったんだな、と。
一つ一つの反乱や革命は潰されていっても、それが広まり、やがて政権を転覆させるものになる。決して無駄ではなかったんだ。と。
民衆の力、というか、踏みにじられていた者たちの怒り、力 を感じたりもしました。

この題名の『RRR』は、監督と主演二人のRから、なんて事もいってましたが、インドの言語 テルグ語、タミル語、カンナダ語、マラヤーム語で「怒り」「戦争」「血」の文字にあるから、とも。
そして英語の「Rise 蜂起」「Roar 咆哮」「Revolt 反乱」からの「RRR」だとも。

そんなシリアスな面も感じる映画ではありましたが、笑えるシーンもあり、ラーマを慕う女の子(シータ❓️だったかな😅)はスッゴク可愛いかったし。
何よりラーマとビームのナートゥ・ダンスのシーンが凄かったです❗️❗️
早送り⏩️したの❓️と思ってましたが、そうではないみたいで。
二人ともインドで1位2位を争うのダンスの名手らしく、それでもピッタリにするのに相当時間をかけて撮ったらしいです。何日も練習して撮影にも時間をかけて。
イギリス女性人が喜んでるところも面白い😃女子って順能力あるな〰️😅
イギリス男子も頑張るんですが…あのタフさ、スピードにはかなわない。

この撮影はウクライナ キーウのマリア宮殿(マリンスキー宮殿 旧ソ連に同名の宮殿はいくつかあるみたいです)で撮影されたそうで、周りで現地のバレエダンサーも踊っているようです。今はどのような状態なのか偲ばれます。

エンディングのダンスシーンではラーマ父とかもでてて(多分)…でも、あの白髪あたまの人は誰だっけ➰❓️と思ってましたが、もしかして、監督〰️😅❓️と。そう、S・S・ラージャマウリ監督。
あと、バックの人物画はインド独立の英雄達なのかな~❓️と。

今回、パンフレットは品切れ中でしたが、監督のサイン入りのポストカードがもらえて良かったです😅こんな感じのカードにサイン。

とにかく、面白かった😃
映画終わった後は、自然にステップ踏みそう。踊りたくなったもん。
また『バーフバリ』観たくなって、帰宅後に少しだけ観た💦映画漬けの一日でした。

そして、インド独立運動についてもっと知りたいと思いました。


日本にも来てくれて有難う☺️