何年も前の作品ですが、久々に読み返しました。確か秋里和国先生は今年で画業40周年✨
今も現役で月刊フラワーズに不定期連載されてます。
秋里和国先生の作品では「TOMOI」や「青のメソポタミア」が好きです❣️最近のでは「蛇蝎」が好きです。
あと 高校生時代、親友に借りて読んだ「MADE  in ニッポン」が新鮮だった印象。
他の少女漫画と少し違う感じがして。



ヒロインは可愛い系が多いように思います。

そんな中で、昔の作品ではありますが、この「ルネッサンス」は、今の世界を予見してるようにも思えます。そしてこれからの。世界はそんな感じになってきてる気もしてきます。
                   
近未来の話。
白人は滅んでいて、皆、耳にiDをつけていて、両性愛がノーマルな世界。(主に同性)

警察官のエドワードは滅んでいたはずの白人女性を保護するが、彼の恋人のアカリはこの白人女性と共に姿を消します。この恋人のアカリ自体もどこからきたのかわからない女性でした。
そこから、エドワードは追われる身となってしまう。エドワードに好意をよせるカグツチという少年と行動することになるが、カグツチは月にいるツクヨミという兄を恐れている。
他にもスサノオなどの日本神話の神の名前がでてきたりするSFヒューマンサスペンスです。

白人が滅ぶのは皮膚がんになるからなんですね。それだけ紫外線が強くなるのか?
現実になることがあり得そうな近未来の話。
強いものが支配する世界。

月をみて色んな想像をしたくなる漫画です。 
古代の話とSFが交わる『青のメソポタミア』もお気に入りです。

これからも不思議だけど、信じてしまうお話を楽しみにしています。