昨夜の「漫勉NEO 」に 青池保子先生が登場❣️凄く楽しみにしてたんです☺️

「ミステリーボニータ」で連載中の「ケルン市警オド」の原稿用紙を描かれてるとこでした。  

青池先生が、人物を描くのに、何回も鏡に写してみて、歪みがないかをチェックされている様子、主人公の表情一番最後に、納得いくまで何回も描き直しているところなど、凄いな~と思いました。

そして、カラー原稿の美しさ✨



数年前、京都のマンガミュージアムで、青池保子先生の原画展をを観にいきました❗️確か、画業50周年✨凄いですね⤴️⤴️
遠方から、前期・後期と2回も❗️


先着100名?だったかのサイン会に行きたくて、京都に前泊したにもかかわらず、出遅れてしまい(先生の人気ぶりを舐めててスミマセン😣💦⤵️)、着いたらすごい列で、もう並んでも無理です。と言われ諦めました😢
でも、午後、ゆったり、すごく長い時間をかけて展覧会を観てたんで、多分、先生の登場だったのか、何処からか拍手が聞こえました❗️お会いできなくとも、同じ建物内にいるだけで高揚したのを覚えています。
でも、2回といわず、もーっと観たかった〰️。近くだったら何回も行ってたと思います。 

近くで観ると、細かい処まで描かれてていて、色が本当に美しい✨
そして、1枚の絵の中に、ドラマがある、というか、色んな想像を掻き立てるものになっているんです。ドラマティック❗️




青池先生のカラー原稿は、とかく美しいです✨
西洋美術を沢山みられているからなのかな?色合が独特、というか、西洋絵画を観ているようです。凄く細かいところまで描かれているし。
先生がお好きな、北ルネサンス?の絵画の影響なんですかね❓️


例えば、大和和紀先生の「あさきゆめみし」や「ヨコハマ物語」「イシュタルの女」、山岸凉子先生の「日出処の天子」等は、「和」の色使いだと思うんです。
どれも美しいです。

そして、青池保子先生の作品は、「西洋」というか、ヨーロッパ中世の絵画のような美しさ✨



今の「ケルン市警オド」は、他の「エロイカより愛を込めて」「アルカサル 王城」と比べて、カラー原稿の色数は少ないと思うんです。
しかし、それでも、凄く丁寧に❗️時間をかけてか描かれていました。
オドのブルーの眸、マントの色、髪の毛(ただ黒いだけではない)、そして、背景の雪❄️
美しかったです。☃️
(TVで描かれていていたのは雪景色の中のオドでした)

カラーインクに水彩絵の具、ポスターカラーを使い方別けて❗️そして、用紙にもこだわりが❗️
昨今はデジタルで仕上げる漫画家さんも多いと思いますが、青池先生は丁寧に時間をかけて、楽しそうに描かれていました。
それを見ている浦沢さんも嬉しそう💗

今、ボニータ紙上では「エロイカより愛をこめて」の45周年のトリビュート企画で色んな漫画家さんたちの「エロイカ」への愛をこめて、が描かれてます。「ケルン市警オド」は二ヶ月に一度の掲載ですが、このトリビュート企画が楽しみで毎月読んでます。


番組では、青池先生が、待望の「エロイカより~」の続きは、今の世界情勢では描くのが難しい、とおっしゃっていました。

紛争はあちこちで起きていましたが、このような戦争になるとは…
何かタガがはずれてしまったのでしょうか?

「エロイカ~」では、少佐のNATOとか、かつては敵方だったKGBとかが、時には争い、時には戦争になるのを阻止する為に手を組んだり、と奮闘していました。祖国を護りたい人達です。

戦争になると、命を落としたり、貧したり、亡命しないといけなくなったり、巻き沿いになるのは庶民です。
主導者や戦争を起こした人達は、直接戦争に往くわけではありません。

1日も早く、打開策をみつけて、話し合いで解決できる事を祈ります。
長引けば、新たな火種を生んでしまいます。


再び、「エロイカより愛をこめて」で、少佐や伯爵やミーシャ達が、平和的な小競合いを繰り広げる日を待ち望みます。