HAPPYな気分になりたくて🎵

若かりし頃のヒース・レジャーがかっこいい1991年のアメリカ映画。ラブコメです。

この邦題からも解る通り、シェイクスピアの話を元にしてます。…が、「空騒ぎ」ではなく「じゃじゃ馬ならし」が元ネタとなります。

昔、エリザベス・テイラーが好きで『じゃじゃ馬ならし』を観たのですが、あまりに男尊女卑すぎて😓 昔の映画ですしね。腹がたってそれきりみてませんでした。本も読んだけど忘れた😨

しかし、これは最近の映画。
ヒロインはフェミニスト代表のような人で、常にいろいろなモノと戦っていて、グレタちゃんのようだ😅

ストーリーは簡単には書くと、ある女の子を好きになった転校生。しかし彼女はお父さんが厳しくて、彼女の姉(じゃじゃ馬として有名)がデートにいけば、妹もデートを許される。で、他の人を使って、姉がデートにいくよう奮闘する。
アメリカのシアトルのハイスクールが舞台で若者の群像劇になってて楽しいんです💞
昔からアメリカのハイスクールものが好き💗
プロムとか憧れちゃうな➰。と。
※昔シアトルに友達が住んでて、少しだけ遊びに行きました😃海が近くて好き💕

❣️登場人物❣️

💗じゃじゃ馬 キャットことキャサリン・ストラッドフォード
(ジュリア・スタイルズ)

スタイルがかっこよくて、綺麗。しかし変人で、周囲全方向にケンカ売ってる感じ😨凶暴。
でも、どんどん魅力的に見えるようになるのはヒース演じるパトリックのおかげかな❓️
ダンスもかっこよかった❣️
白いギター🎸を選ぶあたり、割りと可愛いのも好きでは?黒い下着ももってるしね。

撮影時、ジュリアは未成年だったので、酔っぱらい方をヒースにレクチャーされたとか。

💗パトリック・ヴェローナ
(ヒース・レジャー)

オーストラリアからきた設定らしい。そんなに英語違うのかな?全然解らないけど😅
ワイルドでカッコいい✨でも、思いやりがあって優しい奴。
特に酔っぱらいの解放してくれて、尚且つ、手を出さない男子なんてカッコよ過ぎる😍ま、酔っぱらい女性の願望丸出しですが💦
「君の瞳に恋してる」を歌うシーンが好き💓
群れない。一匹狼、と思いきや、よく細いパンク君と一緒にいる。

ワイルドで大胆だけど繊細さもあるヒース・レジャーの魅力が満載です💞

💗キャメロン
(ジョゼフ・ゴードン=レヴィット)

転校生。お父さんが軍人のようで9回も転校している。ビアンカに一目惚れ✨😍✨
真面目そうだけど、普通のキュートな男の子👦という印象。セーリングに誘ってたりしてたんで、ある程度裕福でアクティブなのかな?
ビアンカに「いつもそんなに自分勝手なのか?」と問い、ちゃんと自分の想いを伝える。

演じたジョゼフは子役出身で『インセプション』『50/50』『スノーデン』等多数出演。

💗ビアンカ・ストラッドフォード
(ラリサ・オレイニク)

キャットの妹。学園のアイドル的存在。チヤホヤされるのに慣れてて、頭軽そう、と言われてたけど、意外と芯が強いのかな?終盤フランス語もペラペラ喋ってたし。
だんだん男子の気をひく服から、スポーティーな自分らしい服になっていったのが印象的。
可愛い部屋(花柄、ぬいぐるみ)だった。

演じたラリサは、劇中でキャットが進学希望だったセーラ・ローレンス大学に通ってるらしい。ハキハキした才女。
※謎の「阪急電車 急行は速い」インナー

💗マイケル
(デヴィッド・クラムホルツ)
キャメロンの友達。以前はNBAを目指す秀才エリートグループに所属してたようだから、頭はいいよう。(アウトレットで服を買ったの見られて外されたらしい😢)
キャメロンの為、ビアンカがデート出来るようキャットをデートに誘う奴を探し、その買収費用を同じくビアンカを狙うジョーイに出させる作戦をたてるなど、賢い❗️

💗マンデラ
キャットの友人。シェイクスピアLOVE💞の女の子。群れないけど、プロムには行ってみたい✨と言う等、自分の意見をちゃんと持ってる。
魅力的だよね。

💗ジョーイ・ドナー
(アンドリュー・キーガン)
学園の人気者?のモテ男。チャラい。
モデルをしている。(くつ下とかの😅)
真面目にポーズについて議論してるシーン笑える。
やな奴。だけど、アホすぎて😨
あそこまでキャットに突っかかるのは、まだ未練ある裏返しかと。
※演じるアンドリューは好青年のようです。エンディングのNG集や特典映像からそれが伺える。

💗キャットとビアンカのお父さん
(テリー・ミラー)

産婦人科医であり、哀しい目にあうティーンエイジャーを日頃からみてきた余り、娘を心配する。で、高校卒業するまではデート禁止❗️という厳しいルールを娘に課す。

その他。官能小説を執筆してるパーキー先生。文学のモーガン先生等、個性的なメンツ。

❣️感想❣️
💞下ネタあったり、こっちが恥ずかしくなるような痛いシーンもあるけれど、そんなのも含めて青春だと思わせてくれる映画🎶

💞体育の授業でアーチェリーがあったり、放課後、グランドで女子サッカーやマーチングバンドが練習してたり、其々の個性にあった車で通学してたり、楽しそう。

💞サバイバルゲーム?ペイント弾を投げ合うゲームをするパトリックとキャット。
キャットは男女関係なく、思い切り意見や身体をぶつけ合える関係を求めてたんだろうな。

💞キャットの「皆がそうしてるからって何かをするのはイヤなの」という心情。今はスッゴクよくわかる。しかし、高校生の時は出来なかったな😅

💞キャットは妹 ビアンカを心配する余り、護ってあげたかった。しかし妹側からしてみたら
妹「私には何一つ経験させてくれないで」
姉「良い経験ばかりとは限らないのよ」
妹 「それも(自分で)経験して知る事でしょ」
となる。そうだよなー😓
私も妹いるんで、姉ちゃんの気持ちわかる。わかるんですが、自分から知ったり経験する事が大切なんですよね。
過保護にするんではなく。
そして、案外、妹の方がしっかり、というかちゃっかりしている。というのは万国共通。
このビアンカもそうでした😃
💞お父さんと娘たちの関係もステキ。
「娘の自立はツライ。」「ただ観てるしか出来ないから」と。
確かに、母親ほど、ぐいぐいいけない領域があるしね。でも、凄く愛情を感じた。
※これはお母さんの形見(あれ?死んではなかったか?)のパールかな?

この映画の批評には「予想外に気の利いた脚本に、力強い演技を加え、この「恋のからさわぎ」を典型的なティーン向けの作品よりも(少しだけ)高めている」とあります。
若い女性2人の脚本と演じる若い俳優たち、上手くまとめた監督☀️という事でしょうか☺️

原題は『10 things I Hate About You』
映画終盤、キャットがパトリックに向けて教室で朗読する詩の題名です。
この場面、なんか泣けてきた😭

この原題でいいのに❗️と思いますが、この映画、公開時アメリカでは『マトリックス』に次ぐ2位になったりと人気でしたが、日本では未公開。ヒース・レジャーの没後にDVD発売されたんです。わかりやすい邦題になったのかな?

最初、レンタルで観て好きだった私はDVD化を心待ちにしてた🙏 

 

❣️最後に、「じゃじゃ馬ならし」原作に登場しないマイケルこそ、狂言回し的役割、と思いきや、原作者のシェイクスピアだったのです✨というオチでした。