上野の「牡丹展」に行ってきました
冬枯れの木は、青空に映えますね
菰を被った美しき牡丹
枯れゆく様を「崩れる」と表したのは
絢爛たる華の妙
牡丹は素敵な詩と並んでました
詠人の名前は読みづらいものも多かったので
何編かの詩だけご紹介します
大切にされて驕らず冬牡丹
崩るるを拒みつづけて寒牡丹
寒牡丹冷たき風をよろこびぬ
朝の日を玉と抱きて冬牡丹
人立てば日差し奪はれ寒牡丹
あ、あれ?
もう少しメモに取ったはずなんですけど💧
詩のメモはこれしかありませんでした
たくさんあったのに、少ししかご紹介出来なくて残念
牡丹展で初めて感じたのは
牡丹の香りでした
絢爛たる華とは裏腹の
控えめで甘い香りが好ましかったです
牡丹以外の花も咲いてました
葉牡丹
花かんざし
蝋梅
水仙
福寿草
早春に咲く植物は、しなやかで健気
こちらの白牡丹は
これから大輪になるのでしょう
崩れゆく花も
やはり美しく感じます
落ちて惜しまれる花
花のあはれと思しきも
集まれば絢爛
葉の美しさにも心華やぐ