本当は学校を休ませて病院に行きたいところですが、皆勤賞を目指す息子が懇願するので
「ちょっとでも違和感を感じたらすぐ先生に言うこと」
を約束して学校に行かせました。
私は上司に連絡をし、在宅勤務を早上がりさせてもらうことに。
「息子の目に割り箸が当たったようで…」
と話したところ
「いつも男の子って感じのことをするよね」
と電話の向こうで爆笑されました。
笑い事じゃないよー
15時に帰宅した息子を引っ捕まえて、自転車に乗せて駅前の眼科へ
「今日はどうしました」
と窓口で聞かれたので、
「息子の目に割り箸の先端が当たりまして…」
と説明すると
「ひぇー」
と窓口のお姉さんもドン引き
眼圧や視力検査を徹底的にやったあと、診察へ。
「割り箸が目に当たったの
ご飯食べていたのかな」
と女医さんに聞かれたので
「割り箸で弓矢状のおもちゃを自作し、その弓矢がわりの割り箸が後ろに飛んできて、目を直撃したようで…」
と説明すると
「そのおもちゃを作った時点で、こうなる未来が見えるよね」
と女医さんもあきれ顔
特殊な目薬を刺して、目の中の写真を撮影したところ、目の内側の白目部分の大半にくっきりとした傷が
(傷のある部分が染まって写ります)
「これはねえ…
割り箸が当たると言うより、軽く刺さっているね。
傷が出来ていて、その部分の結膜がないです。
症状名は結膜びらん。
まだ軽度の傷だけど、これは痛いはずだよ」
と先生は思いきり呆れており
「昨日なんで病院に連れてこなかったの」
と怒られました
「夜の20時過ぎに割り箸が当たったと本人が自供しまして…」
と言うと
「次からはすぐにママに言いなさい」
と息子もしっかり怒られました
「だって痛くないんだもーん」
と息子はどこ吹く風。
お願いだから反省して
結局、感染症を防ぐための目薬を2種、朝昼晩の3回刺すことになり、1週間後に再診となりました
充血が治ってきたのは、受傷してから5日が経過した頃。
びらんとは言え、目の中にしっかりと傷がついてしまったのだな、と改めて恐ろしく感じました
「黒目に当たると、はっきりとした外見状の異変はないことがあるので、目に何かが当たったら
必ず受診してください。
今回は当たった場所が視力に影響のない場所でラッキーでした」
と先生に言われました
そんな息子ですが、
全く反省しておらず
「自業自得なんだから良いじゃん。
お友達が怪我したわけじゃないんだし」
と
良くない
視力に影響が出たらどうするんだ
「一生目が見えなくなる可能性もあったんだよ目が見えなくなったら本も読めないからね」
と言うと、ようやく少しだけ、ことの重大さを理解した様子ですが…
男の子の育児をしていて思うのは
命が三つ欲しい
マリオみたいに命が3つあればなあ…
男の子を無事に成人させているお母さんたち、本当にすごいよなあ…
目に割り箸を刺したことを、一瞬でも忘れるおバカな子を、どうやって育てていけというのか
皆様もどうか割り箸にはお気をつけて