劇団四季ミュージカル、ノートルダムの鐘
執念でチケットをとりました…
私と旦那の分
取れた時は手が震えました
バケモノの子も、人間になりたがった猫も中止になってしまったので、もうミュージカルは諦めていました
ハリーポッターもまたもや、開場直前に中止になってしまったそうですね
ワクワクしながら自宅を出て、現地で中止を知るのは本当に切ない
ギリギリまで対応を模索してくれたのだろうけど、一方で早めの発表も大事かな、と思います。
劇団四季のライオンキングも凄かったですね
全キャスト総入れ替えでの短期間での公演再開は本当にお見事です
さすが劇団四季
あんな凄まじい執念を感じる週間予定キャストの表はもう二度と見ることはないでしょう…
しかもまたそのメンバーが豪華ですね
みんな安定している
そして島村さんがまたサバンナに
絶対そうだろうとは思っていたけどさ。
もうサバンナは飽きたけど、観に行くしかないなあ…
キャッツも見事なメンツで公演再開決定が凄い
人間になりたがった猫は、開幕キャストの復活待ちかな。
さすがに2回目の総入れ替えは難しそうですね
そして、野中万寿夫さんと岡村美南さん
昨日までノートルダム、今週はロボットインザガーデン
松山育恵さんの復帰までを見事に埋めて、流れるように移動するの、本当凄い
そんな中、ノートルダムをまた観られるなんて
嬉しくて泣く…
過去の観劇した回全て、エスメラルダもカジモドもそれぞれ違うキャストさんで観ましたが、みんな良い
みんな違ってみんな良い
ずっっっと岡村美南さんのエスメラルダが観たかったので、感無量です
あとは飯田達郎さんのカジモドが観られたら完璧なんだけどな。
達郎さんは3日のみの出演なので、まあチケット取れないでしょうね
美南さんのエスメラルダが一番私の中でしっくりくる演技でした。
カジモドの醜さを個性として捉えていて、エスメラルダ自身は何とも思っていないのが伝わってきて、その後の行動が違和感なく繋がるんですよね。
カジモドに触れる時も全く躊躇いがない。
育恵さんエスメラルダは、カジモドの顔を初めて見たときに、はっきりと悲鳴をあげるんですよ。
その上で、カジモドを舞台にあげるから、あの結末も想像ついたんじゃないのと思ってしまって。
美南さんのエスメラルダは、全く悪気なくカジモドを舞台にあげて、そこで初めて周りの人のカジモドに対する反応を見て驚き、カジモドの心と体を傷つけてしまったことを反省し、心配する様子が伝わってきました。
そこは解釈の違いだと思いますが、私は美南さんのエスメラルダの柔らかな優しさと、芯の強さが大好き。
その上で、美南さんのエスメラルダと万寿夫さんのフロローの牢屋の中でのぶつかり合いが凄い
激しいお二人目が離せない
フロローの狂気に、
「どうして私なの」
と叫ぶエスメラルダ。
エスメラルダから見たらフロローの執着は疑問でしかないよなあ。本当その通り。
そして泰潤さんのカジモド
歌うまーい
表情の変化が細かい
カジモドの醜くく歪んだ顔をよく表現していて凄い
カジモドは、田中彰孝さん、寺元健一郎さん、金本泰潤さんと見たけど、どの人も良かったなあ…
カジモドを演じられるだけの実力者が出ているんだから当然なんだけど、それぞれ細かいところは違うんですけど、全員素晴らしくて
また好きなキャストさんが増えてしまった
肝心の主人は、あまりハマらなかったらしく
終幕後に
「どこらへんが泣きどころなの」
と聞かれて、
「全部じゃね」
と返してしまいました
主人としては、全員報われない、救いのない終わり方が消化しきれなかったようです。
私も初見の時はそうだったな。
今思うと、この終わり方しかないよな、と思うんですけどねー
最後に二人を引き離さそうとしたら、骨が粉々に砕け散るシーンなんて、セリフだけなのに泣いてしまう
カジモドはいつかエスメラルダが目を覚ましてくれるんじゃないか、それまでは自分がエスメラルダを守ろうと、自分の中での安全な場所(教会の地下室)でエスメラルダをずっと抱きしめていたんだなあと思うともう…
涙腺が崩壊します
帰宅してからも主人と感想を言い合い、それぞれの解釈を話し合い…
同じ作品を見てるのに、こんなに捉え方が違うなんて面白いなあと思いました。
その解釈の違いについては長くなるのでまた今度
横浜公演はまもなく千秋楽を迎えますが、嬉しいことに東京公演が決まりましたー
また来年観られるなんて
しかも東京だからたくさんリピート出来る
ちなみに今回、2階のサイド立見席を確保しましたが
見え方はこんな感じでした
立見は少し疲れるけど、神奈川芸術劇場の作りが好きです
役者さんの表情もはっきり見えるのに、お値段は格安でありがたい
ああ、次の観劇が待ち遠しいです