その男の記憶法 視聴感想
※ネタバレあり
AmazonPrimeで視聴
約60分×16話
過剰記憶症候群という病を抱え、悲しき過去を忘れることができないニュース番組アンカー
イ・ジョンフン(キム・ドンウク)
生放送中のトラブルにも動じない冷静沈着な性格。
スタッフからの信頼も厚く視聴者にも人気あり。
ニュース番組のアンカーというキム・ドンウクさん演じる役どころ。
喋り方、原稿とカメラへの目線のもっていき方とか、本物より本物っぽいというか、なりきりが素晴らしい。
さすがベテランの俳優さん、貫禄の演技です。
撮影時37歳。
正直40歳は越えてるかと思ったくらいの落ち着きぶり。
年相応というか、ちょっと老けて見えなくもないけど、
大人の男性の魅力満載。
普段はパリッとしてるけど、垣間見えるくたびれ感に色気を感じました(褒めてます笑)
私的顔の好みではないけれど、演じている役は好き
仕事バリバリ、冷静沈着。知的。冷静だけど、時に鋭い切り口でゲストを追い詰める『ジェントルな暴君』。
しれっとM心を刺激してくるところとか素敵
冷静で頑ななジョンフンの殻を打ち破る女性、
トラブルメーカーだけど天真爛漫な女優
ヨ・ハジン(ムン・ガヨン)
美人だけど愛嬌あり、清楚で色気もあるという最強の顔面
このドラマを見たのも、ムン・ガヨンちゃんがヒロインなら見てみたいと思ったのがきっかけ。
天真爛漫な明るい笑顔も魅力だけど、時折見せる切ない表情にも引き付けられて、ぐっとドラマの世界に引き込んでくれる華のある女優さん。
しっかり者のハジンの妹
ヨ・ハギョン(キム・スルギ)
最愛の恋人をストーカーに殺害されたという辛い過去があるジョンフン。
過剰記憶症候群という過去の記憶を鮮明に覚えている病気で、辛い記憶は永遠に辛い記憶として残るから心の傷が癒えることがない。
時間が解決してくれるという概念がないのはかなりキツイ。
ハジンは、親友を亡くしたショックで親友との記憶だけが抜け落ちている。
ハジンの親友=ジョンフンの殺害された恋人
という世界一ややこしい関係で出会ってしまった二人。
こんなに広い世界、男女も星の数ほどいる中でなぜその近しい二人が出会うのか
というご都合主義的なストーリー展開と、亡くなった恋人の親友と付き合うってどうなの?という倫理面はとりあえず闇に葬り、
二人の純愛にのみに焦点を当てると、なかなか素敵なラブストーリーでした。
最初は言動が亡くなった恋人と似ているハジンを拒絶NO!
でもいつの間にかハジンを愛するようになり、戸惑うジョンフン。
ストーカーを心配して思わずハジンを抱きしめるところとか・・
ハジンからの不意打ちのキスにジョンフンが戸惑うところとか・・
「キスしてはいけないですよ。僕たち」
「なぜダメなんですか?」
「後悔するはずだから」
「後悔しません、私は」
「後悔するよ。僕よりも、あなたの方がもっと」
拒絶してるけどこれもう好きと言ってるも同然
5年も前の過去に囚われないで付き合っちゃえば?
と思うけど、辛い出来事は繰り返さないと決めているので頑なにハジンを受け入れず。
キャスティングも申し分なく、大人のスローテンポな恋はなかなか良いけど、ひとつだけ残念なことが…
二人の身長差があまりなかったこと
イ・ドンウクさんも175cmで決して低くはないと思うけど、ムン・ガヨンちゃんが167cmでヒール履くと、ほぼ同じ身長
もう少し身長差があったらムンガヨンちゃんのスタイルの良さが引き立って、二人のシーンも映えるのに。
それはそうと、
ところでドラマの中のジョンフンとハジンは何歳設定なの?
という素朴な疑問。
ハジンは言動が幼いからせいぜい25歳くらいかと思ったら、
ハジン30歳、ジョンフン36歳だって。
思っていたよりハジン大人
30歳の女性の言動とは思えない幼さだけど、かわいいからまぁいいか(笑)
二人の当時の実年齢が当時37歳と24歳で年齢差13歳。
二人並ぶとやっぱりドンウク氏がオジサンに見えることがあったけど、最終的にはどうでもよくなりました(笑)
イケメン&美女のドタバタラブコメは見慣れたので、逆に新鮮
ただでさえ障害の多い二人の恋愛に今昔ストーカーまで絡んだり、
ストーカー①
映画監督チ・ヒョンジュン(チ・イルジュ)
恋愛、病気の克服、家族愛、サスペンス、友情等色々な要素が絡み合って飽きない展開で最後まで一気に見ました。