王になった男 視聴感想
※ネタバレあり
相関図
キャスト
韓国ドラマをずっと見てると、あ、これはここから話が停滞するな
とわかってくるわけです。
話の停滞とともに視聴も停滞。
ここで脱落もしくはとてつもなく暇になったら見るの二択。
しかし、今回は心配ご無用。
続きがとても気になる面白いドラマでした。
まず主役のヨ・ジングさん。
王様と道化師の二役を演じていらっしゃいましたが
演技が上手く見入ってしまいました。
もちろん服装は違うし、メイクなどで変化をつけたと思われますが、それでも同一人物とは思えず全くの別人と錯覚してしまう
完全に目がいっちゃってる・・。
いやちょっと大丈夫?本当に病んでない?
とこちらが心配するほど。
目に光がなくなる演技ってできるものなんですね
暴君でどこか常に寂しさを抱えているけど、王としてのプライド、哀れさも垣間見える演技を22歳でやってのけるヨ・ジング恐るべし
母を亡くし父から疎まれて愛を知らずに育ち、刺客に怯え常に暗殺の危機にある。
異母弟を殺した罪悪感にも苛まれている王イ・ホン。
心を病んで薬に溺れる。
完全に狂ってしまう前になんとかしろ!
と命令された都承旨(イ・ギュ)
都承旨も正気を失い常軌を逸している王に危機感を感じ、
馴染みの妓楼で、芸をしている王に瓜二つの道化師ハソン(ヨ・ジング)を見つけ、王の影武者にする。
そこから意思を持たない仮の王が、国を変えたいと願う真の王となるまでの紆余曲折が大筋です。
都承旨イ・ギュ(キム・サンギョン)
身分関係なく誰もが幸せになる国をつくるという信念のもと志高く頭もキレ、王のピンチには必ず現れ助ける。
イソンの実権を確固たるものにするために、王の異母弟を毒殺、ハソンが王になってからは病んでいくイ・ホンも毒殺。
と志を遂げるためには自分の手を汚すことも厭わないとにかくデキる男。
蚊も殺せません、みたいな清廉潔白じゃないのがこのキャラがより現実的になっている気がします。
とにかく、
ドラマの役柄のイケオジっぷりと渋い演技に途中ちょっと本気で好きになりかけました
ドラマの終了と同時に塩顔イケメン好きなことを思いだし、オジサマに恋した自分を封印(笑)
宮中では権力を持ち、人が変わっていく姿をたくさん見てきたから、ハソンも変わってしまうのではないかと怖かったと。
でもハソンは変わらなかった。
『お前(ハソン)はあの方(イ・ホン)とは違う。
信じることがどれほど大切かお前が気付かせてくれた。
私はもう恐れません。臣下の道理を尽くして王様を信じ、忠誠を誓います。』
都承旨イ・ギュがハソンに対して初めて敬語を使い、
信頼して王と認めた瞬間。
ハソン、イ・ギュのダブルクンジョル(最高の敬意を表すお辞儀)。
男の友情?忠誠心?のシーンで泣かされるとは
ここの演技・演出が圧巻。
このドラマの一番の山場。
あとは消化試合みたいなものです
泣くといえばチョ内官との別れも・・
宮殿を出ていくハセンに名前に漢字を付けて贈る。
夏仙は夏の太陽のように万人を照らしてくれる人という意味だそう。
都承旨とはちょっと違う祖父と孫のようなほっこりした関係性でこれもまた泣ける
もうお一方忘れてはいけないのが王妃様(イ・セヨン)
韓国時代劇の王妃様といえば一癖二癖ある性悪なイメージでしたが、この王妃様は民を思う心優しい王妃様。
イ・セヨンさんの優しいお顔立ちとよく合っていたと思います。
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