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かふぇ・しんふぉ482

━フィンランド独立100周年━
シベリウス:クレルヴォ op.7

指揮/ハンヌ・リントゥ
メゾソプラノ/ニーナ・ケイテル
バリトン/トゥオマス・プルシオ
男声合唱/フィンランド ・ポリテク男声合唱団

ノ ブ  「今月8日に行われた都響の第842回定期演奏会で、ハンヌ・リントウを

      指揮者に迎えてシベリウスのクレルヴォの演奏がされたんで、この曲に

      思い入れのある自分としては大変、楽しめたんで報告しておこう!」

イヨカン 「交響曲って、つかないわけ?」

ノ ブ  「日本では交響曲のタイトルがついているけれど、作品タイトルにはないし、

      指揮者のリントゥ自身がプログラムに寄せたコメントでもこの曲は交響曲

      ではないと説明している。本作は間違いなく交響曲ではない。ただ、

      その後の交響曲に負けない、いや、別の魅力が満載な作品なんだ!」

イヨカン 「男性合唱が大活躍のようだけど?」

ノ ブ  「オケによる最初の2楽章もいいけど、聴き所は合唱とソロが導入される

      長大な第3楽章だろう。旋律はシンプルながら力強く美しい!」

イヨカン 「演奏はどうだったの?」

ノ ブ  「都響はこの曲の日本初演を行ったオケなので文句ない。リントゥの指揮、

      そしてなによりも本場フィンランドのボリテク男性合唱団が素晴らしい!

      アンコールには合唱付きの”フィンランディア”という嬉しい選曲。

      終演後、指揮者、独唱者、オケの順で退場して男性合唱団が最後に

      退場する際、残っていた観客からはよりいっそうの拍手が送られて

      感動的なコンサートになったよ!!」