何度もやめようと思いました


ぼくは自分で創った会社を閉めようと何度も思ったことがあります

それは今も同じく起きたりします


ぼくは、39歳で会社を創りました

そして念願だった

認知症の状態にある方々のためのグループホームを開設しました


それから約18年の歳月が経ちましたが、いつも思うのは「これでいいのかな?」という自問です

でもまだ自答までは行きついていません


「これでいいのかな?」と思う時は、同時に「もう閉めようかな」「誰かに譲ろうかな」と心の隅っこで考えている時でもあります


どうしてそうなるのだろうと自分の気持ちを辿ってゆくと

やはり自分の思いどおりにいかない、自分の考えや想いとの差を感じてしまう時に起こるようです


自分の考えや想いがまず正しいがあるから、それとは異なる場面が許せないんだろうな


完璧主義者だね(笑)


完璧な人なんかどこにもいのないのに

ぼくはそれを自分に求めてしまうんだ

そうなると人にも同じようにそれを求めてしまうんだ


こんなの悲しいだろ

そうなの悲しいの

そうなると今度は自分を責めるようになるのね


今はそんなことの繰り返しです

本当に弱々しいんです(笑)


ぼくはそんなことのためにホームを創ったわけじゃないって

自分を責めるの


同じ夢を同じ目標に向かって仕事をしているのに

やり方や叶え方の違いでいがみ合うのはもう嫌なんだよね


苦しいです


でもですね

少しでも前を向くきっかけがあったり

まわりの助けや励ましがあったりすると

もう少しやろうかなと思いなおすことができるんです


昨日だって

ぼくの話を聴きたくて

研修会に来てくれた方がたくさんいて

皆さんの生き生きと聴いてくれている姿をみると

本当に励みになります


みんな笑ってくれて

ぼくはその瞬間嬉しくて嬉しくて

ついついおだってしまうの


注)「おだつ」とは

 調子のるとか、調子にのるとか、調子にのることです(笑)


研修会終了後、みんな笑顔で帰る姿っていいね


ありがとうです^ ^


そんな繰り返しですよ

人生をわかったように言いますが

そんなもんですよ


そうやって

ぼくの命(魂)が磨かれてゆくんだね


Nao