先月の29日,旭川でイブ・ジネストさん,本田美和子先生とお逢いした.



29日の研修会で印象に残ったことがいくつかあるので記しておきたいと思った


ひとつは

やはりコミュニケーションは人間関係の基本であること


さらにそのコミュニケーションの最大の目的はひととひととの関係性と繋がりを築くためにあるものということだ


何をするにも大切なことは信頼関係があるかどうかに尽きる


ユマニチュードの凄いところは,ここの哲学を言語化し形にしていることだ


僕たち介護の現場の人たちは,ひとが生まれた瞬間から行われている行為が基本ベースを言語化できていないし、言語化できていたとしてもバラバラであるところにある


そのブレない哲学がベースにあることはユマニチュードの強みだろう


ふたつめは

スイッチは常に自分の中にあるということ


変革のスイッチは,決して相手にあるのではなく,こちら側にあるのだということ


相手を変えよう

相手が変われば

何かのせい

誰かのせいにしがちだが


自分が変わらなければ何も変わらないということが考え方を支えていると感じた


自分が変われば 相手が変わる

全ての根源はここにある


みっつめは

Drの処方が薬ではなく,コミュニケーションになるといい


彼らに処方されている薬が,薬剤ではなく,コミュニケーションそのものとして,そのことが処方箋に書かさる時代になると素敵だ


この世のほとんどの病気は,薬では治すことができないとすれば,自分自身の中で起こる自然治癒力を高める処方が,当たり前のDrの処方となって,そこを看護する,介護する人たちの崇高な仕事となると,世の中はさらに豊かになるだろう


ユマニチュードをさらに掘り下げ,少しでもその本質に近づき,僕らが今まで行ってきた認知症の状態にある方々のCAREとケアに役立てていきたい


長くなり誠に恐縮だが最後に,僕ら認知症の状態にある方々のCAREとケアに携わっているひととして、目指すところは,ひととひととの関係性を築く又は繋がることが最大の到達点であり,その底辺に脈々と流れている一番大事な哲学は『あなたの存在を大切に想っていることを伝える』ことであることを忘れてはいけない


皆さん

ありがとうございました.

今日は早速入門編から勉強しています^ ^🤚❣️


Nao